谷まりあ　デビューのきっかけはインスタグラム…早稲田大学を目指した浪人時代からの欠かせない思い

インスタグラムは、人生を変えた場所でもあった。谷がインスタグラムを始めたのは、早稲田大学を目指して受験勉強に励んだ浪人時代。メイクすること、発信することが好きだったという谷の投稿をファッション雑誌『ViVi』のスタッフは、スカウト以前からチェックしていたという。そして無事に早稲田大学に合格後、専属モデルとして活躍。その後もバラエティーへの挑戦など、重要な場面でインスタグラムはデビューのきっかけとなったという。

自身のこれまでに欠かせなかったSNS。一方で、時にはそこから離れる時間も必要だと言い、そのためにピラティスが一役買っている。「今ってやっぱSNSがあったりとか、情報がたくさんあって、どうしても自分が外側に向かっていっちゃう気がして。それを私は、ピラティスの時間は“自分を自分に取り戻す”みたいな大切な時間」と、意識を内側へ向けることの大切さを、ピラティスの本場、ニューヨークの老舗スタジオでエクササイズしながら語った。

心も身体もリフレッシュした谷が、翌日、向かったのは大好きなドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の聖地。ニューヨークに住む、30代の独身女性4人の生活を描いたこの作品で、実際の撮影に使用された主人公キャリーの家は、ニューヨークの高級住宅が並ぶエリアにある。

「30代の女性が、ニューヨークで仕事だったり、恋愛を、なんか楽しんで、人生を謳歌（おうか）するっていう番組だったので、20代前半でそれを見て、やっぱニューヨークも憧れて…」と、『セックス・アンド・ザ・シティ』への愛が止まらない。スマホで地図を見ながら歩いていると、ドラマで見たあのアパートが現れた。

「あれ？これじゃない？」「すごーい！！ここだ！」「アガる～！やっぱり聖地巡礼ってアガるんだ！」と大興奮。「『セックス・アンド・ザ・シティ』を見て思うのは、いろんな経験があるんだけど、それを良い悪いとかじゃなくて、常に次に次にってつなげてる姿が、何事も自分の経験にしていくって考えたらもっとポジティブに（人生）楽しめるのかな」と話す。谷自身も、俳優としても活動の幅を広げ、モデル・タレント以外にも経験を増やすことを選んだ。

「モデルの世界とバラエティーの世界って、全然違くて、スタッフさんの感じも違ったり、スケジュールも違ったり。これから演技を頑張っていって、他の2つの分野（モデルとバラエティー）でもそれを感じれるのかなとか。どっかで、3つの丸（モデル・バラエティー・俳優）が重なる部分がある気がしているというか、それぞれの経験が活きてる気がして。この融合が楽しみです」と、これからの展望を語った。

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写真提供：（C）日テレ