『新宿DASH』2代目女王バチの巣箱が全滅!? 国分太一が“人の手”で新たな女王バチを創造する大作戦
2024.11.18 11:10TOKIOの国分太一、timeleszの松島聡、Travis Japanの松田元太が17日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。東京・新宿のDASHベース基地に大異変が起きたのは7月中旬だった。
スタッフから「ミツバチが暴れている」と報告を受けた国分。巣箱を見に行くと、2代目女王の巣箱の周りをハチがブンブン飛び回っている。地面には無数の死骸も。そこへ駆けつけてくれたのはミツバチ専門家の藤原愛弓さん。巣箱を見るなり何が起こっているかを察知した。「黒いハチ(ニホンミツバチ)に混ざって黄色っぽいハチが飛んでますよね。これセイヨウミツバチなんですよ」と藤原さん。国分は「えっ!」と驚く。
育てていた2つの巣箱は、どちらも日本の固有種であるニホンミツバチ。ところが2代目の巣箱には「(外来種の)セイヨウミツバチがミツを盗みに来ちゃってる」のだという。「泥棒だ」という国分に、藤原さんは「まさしく盗むに蜂と書いて“盗蜂(とうほう)”と呼ばれている行動」と説明する。夏は花が少ない時期で、今年は特に記録的な猛暑でミツが不足。セイヨウミツバチも生き抜くためにしていることで、誰が悪いわけでもない。
2代目女王は何らかの原因で死んだと見られ、巣箱はほとんどセイヨウミツバチに侵略されていた。藤原さんは「この巣箱を救うのは難しい」と判断。心配なのはもう1つの初代女王の巣箱だが、こちらは働きバチがしっかりと入口を防御している。そこで2代目の巣箱をあきらめ、解体することに。
2代目女王の巣箱を撤去すると、初代女王の巣箱に狙いを定められてしまう可能性があるため、2代目女王の巣箱のミツを少しだけ残して撤去。そうすることでセイヨウミツバチに「もう食べきったな」と思わせる作戦だ。
1か月後の8月中旬、国分が再び巣箱を見に来ると、セイヨウミツバチは完全に姿を消していた。初代女王の巣箱にも異変なし。作戦は成功したが、それでも国分は、2年半育ててきたハチへの未練を捨てきれない。「(2代目女王の巣箱の中に)何もないよ。めちゃくちゃショックだね、これはこれで」と、ショックを隠せない様子だった。