『新宿DASH』2代目女王バチの巣箱が全滅!? 国分太一が“人の手”で新たな女王バチを創造する大作戦

2024.11.18 11:10

だが心配事がなくなったわけではない。問題は初代女王の高齢化だ。巣箱にやってきてくれたのは2年半前。女王バチの寿命は長くても3年だといい、余命は長くてあと半年。国分は「できたら(初代女王の血筋を)つないでいきたい」という。すると藤原さんから「人工的に女王バチを作る方法がある」と驚きの言葉が。

『蝋椀棒(ろうわんぼう)』

実は藤原さんは、明治時代から続く日本最古の養蜂一家の4代目。 脈々と受け継がれてきた、女王バチを作る養蜂技術があるという。木を削って作られた“蝋椀棒(ろうわんぼう)”という道具を使い、女王バチが育つ部屋である“王台”を人工的に作るのだという。ミツロウを棒の先に塗り、固まったミツロウを棒から剥がす。剥がしたミツロウを女王の寝床がわりにする。中にはミツバチが花粉を原料に作る栄養のかたまりで、巨大な女王バチを作るのに欠かせない“ローヤルゼリー(王乳)”を入れ、そこにミツバチの幼虫を寝かせる。実は女王バチは、元は働きバチの幼虫。王台の中で手厚く育てた幼虫が女王になる。

手作りの王台

しかし、女王バチに育つかどうかはミツバチ次第。新たな女王を作る気がなければ、王台は壊されローヤルゼリーも食べられてしまう。先代の女王バチがライバルと認識して、幼虫を殺してしまうことも。そこで、女王バチを専用の檻(おり)の中に隔離し、人工の王台を仕掛けること3回。だが、とうとう女王バチが誕生することはなかった。「ショックだな」と落ち込む国分。

でも、ここで立ち止まっているわけにはいかない。国分は「ダメだっていうことは、こっちの女王バチに頑張ってもらうだけ」と気を取り直し、巣分かれの時期である春を待つことにした。果たして寿命が残るうちに、新たな女王バチは誕生するのか。

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写真提供(C)日テレ

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