つんく♂　世界一周旅行の思い出をテレビ初公開！声を失って10年…若者に向けて『日本の未来』にメッセージ寄せる

音楽家でプロデューサーのつんく♂（56）が17日放送の『おしゃれクリップ』にゲスト出演。自身が今年家族と果たした念願の世界一周旅行の様子を紹介した。

音楽プロデューサーとして今なお数々の楽曲制作を手掛けつつ、「この夢をかなえないと“俺は死んでも死に切れない”」と世界一周旅行に出かけたつんく♂。2014年に患った咽頭がんをきっかけに人生の長さを考えるようになり、春休みと夏休みを使って合計12か国を歴訪したという。番組では、今回の番組出演にあたり「あ、おしゃれクリップにクリップしよ！」と思い立ったつんく♂が、家族5人で過ごした思い出の数々を余すところなく紹介した。

まず紹介したのは、奥様のリクエストもあり、旅の軸ともなったエジプト。壮大な歴史や文化を求めてピラミッドを訪れたつんく♂ファミリーだったが、現地で観光客を相手にしたセールスとのハプニングに見舞われたという。

家族で写真を撮っていると、「写真撮ってあげる。お土産いらないか？」と迫られたそうで、つんく♂は「少々チップを払えば写真も撮ってもらって場が収まるかな」と写真を撮ってもらうことに。しかし、5人での写真をなかなか撮ってもらえず、全員分のチップ代金を取られ、家族全員から「もう！パパー…」と怒られたことを明かした。

それでもエジプトのご飯は魅力的だったそうで、つんく♂は日本ではなかなかお目にかかれないエジプト料理の写真をスタジオで披露。魅惑的な料理の数々に、番組MCの山崎育三郎は「食べてみたいね」とリアクションした。

スイスでは『アルプスの少女ハイジ』の舞台にもなったアルムの山に徒歩で登ったり、本場のチーズフォンデュを堪能したつんく♂ファミリー。旅の中では家族それぞれに役割があったそうで、長女はホテルのチェックインや道を聞く時の翻訳を担当し、力仕事やお金の絡む交渉ごとは長男が引き受けたという。