“自分たちが合わせにいく”ハンバーガー作りで来年の決勝進出を目標に!宮城・松島の星『Harry’s Junction』世界大会コメント
2024.11.13 16:45――“順位”がつくという大会で競技してみていかがでしたか?
川:自分たちは“納得できるものを出した”と思っています。調理工程で失敗が無くて、「あそこ焼きすぎてたよね」とか「あそこチーズやりすぎてたよね」とかミスは一切無くできたなかで、今回味の部分が(満点から)2点低かったから、そこは合わせにいくアジャストがもう一歩足らなかったと思います。でも、そこはやっぱり人が点数をつけるものなので、自分たち的点数は今回100点でできたので、そこに他の人の評価が追いつかなかったっていう意味では、自分たちは納得だけど、大会を勝ち上がりたいっていう意味では、そこにアジャストしていかないといけないと思います。。自分たちのお店で出しているものとは違うやり方というか、(大会でも)納得してもらえるように“自分たちが合わせにいく”っていうのは、大会に出てハンバーガーを作るっていうことの醍醐味(だいごみ)の1つかなと感じました。
――この経験を経て、良い影響がありそうだなと感じた部分はありますか?
佐藤:うちのお店がある所は結構田舎町なので、一番は色んな人が応援してすごい盛り上がってくれて、サポートもしてくれていたので、ありがたいなと思っています。その思いに応えられなかったのは悔やまれるなと感じています。
――でも、見た目の美しさは満点でしたもんね!
佐藤:そうですね。そこは日本人だなっていう(笑)
川:満点何チームかいたんですけど、うちがたぶん1位なんじゃないかなっていう自信はあるよね?
佐藤:そうだね。そこは日本人で間違いないという感じですね!
川:結局丁寧なんだよね(笑)
――最後に、来年に向けての意気込みをお願いします。
川:今回は大会前から言ってたんですけど、初出場で雰囲気もわからないので、とにかく自分たちが楽しむっていうことと、自分たちが納得するものを出して、とにかくやりきろうっていうことに重きを置いてました。だからせっかく来年出れるので、同じような感じでやってもおもしろくないから、勝ちにいってもいいのかなと正直思っています。そのほうが自分たちのモチベーションもちょっと変わるし、良い意味でおもしろがってできるかなっていうのはあります。来年こそ決勝に行って、ついてきてくれてるスタッフさんをもっと大忙しにして、寝かせないぞっていうぐらいの気持ちで、決勝に進出して頑張りたいです!(笑)
佐藤:今回は(衣装の)オレンジがすごく評判が良くて、街歩いてても声かけられるぐらいで、来年はさらにうちのクリエイター(川スーシェフ)がデザインしますので、より人気者になるんじゃないかなと思います(笑)
大会に同行した JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP(通称:バガチャン)実行委員長・中島輝行は「ハンバーガー部門は全12カテゴリーの中で一番人気の激戦区。スコアを見ても全チームが90点以上、ファイナル進出を決める分かれ道も小数点以下の戦い」と改めて世界の猛者たちが集まり狭き門を奪い合う構図を目の当たりにした。見た目の審査では40点満点を獲得、調理の正確さの点数も非常に高かった。肝心の味の部分は高得点ながら、周りのチームが満点を出すなか、1~2点届かなかった部分が明暗を分けた。現にHarry’sは味があと1点高ければ3位で予選を通過し決勝に駒を進めていた。
そうしたなかで、Harry’sのバーガーは現地でも評価が非常に高く、シード権を獲得した佐藤シェフ、川シェフに「来年も是非挑戦して欲しい」と現地からのラブコールもあった。
◆Harry’s Junction
都内の有名店で修業した佐藤賢将シェフが、地元の仙台松島に6年前にオープンしたアメリカンレストラン。地元の食材にこだわったハンバーガーを始め、本格的なアメリカンフードを楽しめる。ハンドチョップと粗挽きを混ぜたビーフ100%のパティが自慢の“まるでステーキのようなハンバーガー”を提供する。
◆SHOGUN BURGER
2016年に富山県富山市で開業した、『焼肉屋が本気で作る”和牛”のグルメバーガー』。日本が誇る”和牛”の旨みを、国内外の沢山の人々に楽しんでいただきたいと始まった、無我夢中でかぶりつける大人のおやつ。食感と旨味たっぷりの和牛パティを主役に、引き立てるバンズ、広がりを生むトッピングなど、焼肉店の技術とノウハウで、最上級のジャンクフードを完成。百戦錬磨のプロが胸を張り、世界を見据える新時代の肉料理を提供する。
【World Food Championships 2024】
毎年アメリカで開催される、世界最大のフードスポーツの祭典。(観客動員数、競技参加者数、スポンサー数、賞金総額において)5日間かけて全米、そして14か国以上から集まった1,400人のシェフが、12種目に分かれて、料理の味、見た目、そして調理の正確さで競い合う。今までフロリダ、ニューオリンズ、ラスベガス、ダラスなどで開催。
■日程:2024年11月8日~12日
■場所:フェアグラウンド アメリカ・インディアナ州インディアナポリス
<日本からの出場チーム>
Harry’s Junction(ハンバーガー部門)予選第7位
SHOGUN BURGER(ハンバーガー部門)予選第12位
Wagyu Boys(バーベキュー部門)決勝進出
―――――――――――――――――
超マニアックなバーガーグッズブランド「バガレ」オリジナルグッズプレゼント企画を実施中!
―――――――――――――――――
【応募期間】2024年11月13日(水)17:00 ~ 2024年11月20日(水)17:00
詳しくはこちら