史上最年少で世界女王に輝くスラックライナー女子高生…顔面骨折を乗り越え、バク宙の間に横1回転を加える“エンジェルフリップ”成功なるか？

公演当日。会場は宇都宮動物園内のお城の前。恋さんは、振袖のような長い袖がついた衣装で登場。小雨が降る中、恩師の先生も見守る中、公演がスタートした。

まずは、恋さんが大好きなボカロの曲に合わせてスラックラインの技を披露。日本刀の小道具も使って演技をし、バレエを活かしたY字バランスや連続のバク宙を決め、最後にライン上でキレイに開脚して見せると、恩師も大きな拍手を贈った。

後半は動きやすい衣装に着替え、世界一の実力を披露。“連続バク宙から横に1回転半”や、“ラインに立った状態から前や後ろに5連続で空中回転”など、次々と繰り出される技にMCの濱家隆一（かまいたち）も思わず「スゴいわ」と声を上げた。

そしてついに、鬼門の技“エンジェルフリップ”を披露する時がやってきた。バク宙をしている間に横1回転を加える“エンジェルフリップ”は、方向感覚を失えばうまく着地できない超高難易度の大技。観客からも応援の声が響く中、恋さんの技が始まった。

結果は、見事成功。
恩師の先生も「完璧ですよ、ホントに」と喜び、恋さんも「先生に“エンジェルフリップ”を見せることができたので、ホントによかったです」と爽やかな笑顔を見せた。

恋さんの挑戦はまだまだ続く。

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写真提供：（C）日テレ