広島県東広島市のジャンボ落花生『おおまさり』伝統的な稲の乾燥方法に着目でうまさ倍増!小倉優子「なんで今まで知らなかったんだろう」

2024.11.9 19:00

落花生の味を追求する名人のこだわりは、収穫後も続く。全体の約50%が水分でできている落花生は、その旨みを凝縮させるため収穫後に天日干しをする工程が必要となるが、大粒の『おおまさり』の場合は一般的な乾燥方法では十分に乾かすことができず、カビが生えてしまう事があるのだとか。そこで名人は、伝統的な稲の乾燥方法『はで干し』に着想を得て、落花生を茎ごとビニールハウスの中に吊(つ)り、1か月半をかけてムラなく『おおまさり』を乾燥させている。

乾燥を終えた落花生は、さらに保冷庫でさらに2か月ほど寝かせ熟成。最後に2人は、旨みと風味を最高潮に高めるための工程である、焙煎(ばいせん)が行われている工場を訪問した。焙煎機からは豊かな香りが立っているそうで、宮川は「お茶のような香り高い」とコメント。風味が飛ばないよう火加減に気を配りながら、1時間半をかけてついに落花生が完成した。

宮川大輔

焙煎したてを味わった宮川は、その味の濃さに驚愕(がく)。小倉も目を見開き「旨みがギュッとなってますね」とリアクションした。

香ばしさの奥に甘みが広がる『おおまさり』に、小倉は「なんで今まで知らなかったんだろう」と手が止まらない様子。未だ産地ではない広島県産の落花生を特産品に育てたいという名人の思いに感心しつつ、「ラスト1個」とおかわりをしていた。

写真提供:(C)日テレ

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