【先週読まれた人気記事】『放課後カルテ』病気の子どもを抱える家族の回 牧野(松下洸平)の言葉に「泣けた」「なんて温かい言葉なんだろう…」の声
2024.11.9 12:00それでも帰りたくないと駄々をこねる直明に牧野がきつく言う。「ヘタしたら死んでたぞ」――。しかし、学校探険が楽しかったらしい直明は、拓真たちと友達になり、また遊ぶ約束をしたことで笑顔を見せた。
ところが翌日、環がこの学校探険のことを啓から聞いて激怒してしまう。そして思わず啓に手をあげてしまい…。そのことが原因で、啓は学校が終わった後も、家に帰らず行方をくらましてしまうのだった。先生たちが、手分けして必死に探すなか、啓は、薄暗い校舎のなかで保健室に1人たたずんでいた――。
「私は直明のそばにいちゃいけないの」直明の面倒を見切れない自分を責める啓。過去に啓が無理に直明を外に連れ出したことで、病状が悪化し、救急車で運ばれたこともあったのだ。牧野はそんな啓に「子どもが直明の病気を背負えると思うか? お前の責任のわけがない」と言って聞かす。そしてかけつけた環には、必死に息子を守り抜くという環の想いに理解を見せて…。
いずれにせよ、直明は学校探険ができるまで回復している。「このまま頑張れば、あの日できたことがいつかお前の日常になる」――。牧野は冴島家の前で「気持ちが前に向くことも治療につながる。そういうことが…あるのかもしれません」と告げるのだった。