カズレーザー 体から公害レベルの“皮膚ガス”が発生? 冷え性・食べすぎが引き起こす秋冬に要注意な体臭とその対策法
2024.11.6 09:45寝不足が原因となり発生するジアリルジスルフィド対策をするには、睡眠時間の確保が大切になるものの、関根氏いわくただ眠ればいいわけではないとのこと。たとえば昼寝は逆効果だといい、20代の女性の実験データでは、昼寝の前後で20倍以上の増加が見られたという。関根氏は、「おそらく昼寝というのはリフレッシュされるとか言うんですけども、代謝ということを考えますと、ちょっと中途半端な状態で、逆にちょっと体に負担をかけてしまうのかなと」分析。睡眠以外の対処法としては抗酸化作用のある食品の摂取を勧め、カテキンの入った緑茶や、クロロゲン酸が豊富に含まれているコーヒーなどを毎日飲むことで、効果が期待できるとした。
■冷え性でみんな嫌いなあの臭いが!『ヘキサン酸』
つづいて関根氏が紹介したのは、今年6月に発見された冷え性が原因で発生する皮膚ガス。ニオイのサンプルをかいだ島崎遥香は「あぁぁぁー、これはダメだぁ!」と、悲鳴を上げた。その正体は『ヘキサン酸』。銀杏(ぎんなん)のようなニオイで、カズレーザーいわく「銀杏がめっちゃ落ちてて、車が踏んで雨が降った」道と同じニオイであるとのこと。
そんな臭いが、冷え性の人に多く発生していることが判明したと話す関根氏。特に女性に多い傾向があるといい、血管の拡張や収縮が原因として考えられるという。「多分冷えを改善しようとして血管を拡張させよう、こういう時にヘキサン酸は発生しているようなんですね」といい、人の体にとって必要なことであるからこそ、気づきやすいように強い臭いが発せられている可能性もあるという。