千鳥 2年ぶりの単独ライブ開催!力作?『大悟道』に大悟は「今回はメッセージが強いかな。地球規模」と宣言も、ノブは「丸パクリやん!」

2024.11.3 16:30

今回も、ノブは客席でお客さんと一緒に鑑賞。ノブによる「大悟道、お願いします!」の掛け声とともに、壮大なBGMが会場に響き渡った。タイトルは『ジャングルキングダム~星降る動物王国』。舞台はとあるジャングルの王国。その国の王になろうとする一匹のライオンと、その仲間である動物たちが暮らす楽園に忍び寄る密猟団の影…。さっそくノブから「ライオンキングの丸パクリやん!」とのツッコミが響き渡った。

千鳥の単独ライブ『千鳥の大漫才2024』の写真

大悟が演じるのは、ジャングルの王子でライオンの“ダイオン”。その仲間である動物たちを演じるのは、『大悟道』でおなじみのメンバーからゲストの方まで、豪華な顔ぶれがそろう。チンパンジー役をダイアン・津田、スカンクは天津・天津飯大郎、そしてマンドリルをネゴシックス、キリンをライス・関町。そしてダイオンの幼なじみで、美しいホワイトライオンとして、モデル・俳優の井桁弘恵が出演。

井桁弘恵の写真

さらに、ダイオンが暮らすジャングルの隣国の動物たちも見逃せない。王のライオンをランジャタイ・国崎、王の子分のハイエナはちゃんぴおんず(日本一おもしろい大崎、大ちゃん)、一匹狼に川畑泰史。ジャングルの王国を狙う密猟団のボスにFUJIWARA・藤本、密猟団の仲間3人には青年座の俳優の方々。さらに密猟団が乗車する車の“車の精”をダイアン・ユースケが熱演した。

千鳥の単独ライブ『千鳥の大漫才2024』の写真

まさしく大悟の予告通り、メッセージがそこかしこに散りばめられたストーリーで、動物たちのダイナミックな生き様や恋模様、さらには野生動物たちを脅かす密猟から、減少の一途をたどる自動車生産量まで…。そんな大悟が伝えたかったメッセージを、演劇だけでなく、新喜劇やミュージカル風の歌とダンス、バラードの熱唱などで表現していきます。ランジャタイ・国崎の、ここでしか観られないであろうシリアスすぎる芝居をはじめ、ダイオン扮する大悟らと仲間たちが客席で繰り広げる迫真の演技、さらには川畑と国崎、ちゃんぴおんずというレアな組み合わせのシーンも飛び出した。そんな名場面の数々を客席で見守っていたノブは、「学芸会やん!」「どういうメンバーやねん!」など、惜しみなく鋭くツッコんでいた。

千鳥の単独ライブ『千鳥の大漫才2024』の写真

クライマックスでは、お客さんたちがスマホのライトで演出に協力するという、演者とお客さんがひとつになる瞬間も。今回も、大きな笑いあり、細かな笑いどころも詰め込まれた『大悟道』となった。
 
最後のカーテンコールまで客席が大爆笑に包まれた、2年ぶりの単独ライブ。「メッセージ、伝わったかな?」と最後まで『大悟道』の出来栄えを気にする大悟に対して、ノブが「漫才をやらなあかんねん!」とツッコんだ。

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