Netflix『さよならのつづき』中村ゆりの場面写真を解禁!どうしようもない運命に戸惑う役どころに坂口健太郎・黒崎監督も絶賛
2024.11.1 18:00有村架純と坂口健太郎がW主演を務めるNetflixシリーズ『さよならのつづき』。本作においてどうしようもない運命に戸惑う“ミキ”を演じた中村ゆりの場面写真が一挙に7点解禁された。
本作で中村ゆりが演じるのは、最愛の恋人をプロポーズされたその日に事故で亡くした主人公・さえ子(有村架純)と、その恋人・雄介(生田斗真)の心臓を移植され命を救われた、もう1人の主人公・成瀬(坂口健太郎)の妻・ミキ。
成瀬の病を知った上で自らプロポーズするほど、自らの手で幸せを掴みに行く女性で、北海道でリンゴ園を営む実家で夫と共に暮らしながら、常に前向きに彼を支え続ける良き妻という役どころである。だが、移植が成功し新たな人生をふたりで歩み始めたさなか、成瀬の度重なるフラッシュバックと思いもよらぬ行動に、ミキは次第に違和感と不安を募らせていく。そしてその後、さえ子と成瀬が何かに導かれるように出会い、やがて雄介の記憶が成瀬の中に残っていることを知ったふたりの気持ちが揺れ始める中、ミキもその運命に翻弄されていく—。
この度、ミキを中心に切り取られた場面写真7点が一挙解禁。リンゴ園でハツラツと働くミキの姿や、術後仕事復帰した成瀬を毎日笑顔で欠かさず送迎する献身的な姿も収められており、監督自身もどれも素敵なシーンになったと自信を覗かせる、北海道の壮大な景色の中でミキが車を運転するシーンにおいて、中村が本作の為に運転免許を取得したというエピソードも。
さらには、成瀬と夫婦の時間をかみしめる切ない姿や、いつも笑顔を絶やさないミキが流す涙、そして、さえ子と対峙する姿もおさめられている。
ドラマの1話では、さえ子と雄介にフォーカスし、全編を通し“雄介”という存在がどれほど登場人物たちにとって重要な存在であるかが描かれているが、続く2話では、もうひとつのカップルである、“成瀬とミキ”の夫婦の目線でストーリーが描かれている。
この、中村演じるミキというキャラクターにおいて、そばで夫として演じてきた坂口は「とっても素敵でしたし、クランクインする前に、台本を読んで有村さんともミキさんの気持ちめっちゃわかるよね、と話していました。ミキさんって、観ている人の心情の語り部のような存在。自分自身も演じている中で、彼女のことが大事で大事で仕方ないのに、キツイな…という気持ちになった時が何度もあった」と、ミキのことを大切に思うからこそ、自身の中に芽生えるどうしても抗えない気持ちと対峙する複雑な撮影当時を振り返った。
黒崎博監督も、「撮っていて、気持ちが一番わかってしまう役なので正直辛かったですね。その分、多分観ている人たちの目線にいてくれる人になっていると思っていて。夫に対する恋愛から始まった愛もあれば、自分の家族やそのまわりに対するもっと広い意味合いでの愛だったり、たくさんのいろんなかたちの愛を持っている人だからこそ、図らずもいつも辛い立場に立たされてしまう。そんなキャラクターを、中村さんがずっと体現して演じてくれていた。それは、やっぱり平気な気持ちでは撮れない。でもだからこそ、物語の芯のようなあったかい部分を作ってくれた方だったと思います」と、その演技を絶賛すると共に、見事に中村が演じ切ったミキというキャラクターへの思い入れの深さを語った。
Netflixシリーズ『さよならのつづき』11月14日(木)よりNetflixにて独占配信
〈STORY〉
菅原さえ子(有村架純)が恋人の中町雄介(生田斗真)からのプロポーズを受けたその日、雄介は交通事故で亡くなってしまう。北海道のコーヒー会社で働くさえ子は仕事に没頭しようとするが、雄介がくれた愛の大きさに日々気づかされていた。
ある時、さえ子は雄介の心臓を提供された相手から手紙を受け取る。ルールに従って無記名でお礼を書いたのは、大学職員の成瀬和正(坂口健太郎)。彼の病を知った上で一緒になったミキ(中村ゆり)と、リンゴ園を営む彼女の実家で暮らしている。手術に成功した成瀬は驚くほど元気になるが、時々フラッシュバックする自分のものではない記憶に違和感を覚えていたー。
北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。