横断中に左折する自動車に追突された自転車…“当たり屋疑惑”をかけられる中、スゴ腕鑑定人が見抜いた動かぬ証拠とは
2024.11.1 10:45タイムマシーン3号・山本浩司と関太、俳優の柳美稀が、10月31日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。わずかな物証から加害者のウソを見破る“交通事故鑑定人”の活躍を描いた。
弁護士の山本と被害者の鈴木さんが待つ事故現場に、交通事故鑑定人の関と助手の柳が到着。鈴木さんの首には痛々しいコルセットが巻かれていた。1週間前、青信号になった交差点を渡ろうとした鈴木さんは、交差点を左折してきた乗用車と衝突し、けがを負ってしまった。この説明通りなら左折してきた車の安全確認不十分となり、過失は全面的に乗用車側となる。だが、乗用車の運転手の言い分は全く逆で、一時停止して自転車が横断し終わるのを待っていたところ、自転車が車に向かって突っ込んできたという。保険会社もこの言い分により自転車が故意にぶつかったものと判断し、損害賠償を請求してきたという。目撃者もなく、ドライブレコーダーもついていなかったため、現場に残された物証しか手がかりはない。果たしてスゴ腕鑑定人の関は真相にたどり着くことができるのか?
関はまず事故発生当時の車と自転車の位置関係を把握することから調査を始めた。すると関は早速違和感に気づく。通常、乗用車が自転車に追突した場合、自転車の転倒位置は車の前方となる。しかし、実際の現場では自転車は車の前方ではなく、自転車の進行方向に向かって飛ばされていた。これは自転車のほうから当たりに行った場合の位置関係とほぼ一致するため、「自転車が当たり屋だ」という相手側の主張の根拠にもなってしまっていた。
関はさらに、事故直後の自転車の写真も見せてもらうことに。すると後輪部分に大きな傷がついていることが分かった。「あっ!」と何かに気づいた関は「みなさん、真実が見えましたよ!」と、胸を張った。
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