映画『サンセット・サンライズ』東京国際映画祭のレッドカーペットに菅⽥将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督らが登壇

2024.10.30 14:15

第37回東京国際映画祭のオープニングを飾るレッドカーペットに、同映画祭のガラ・セレクション部⾨にて上映される映画『サンセット・サンライズ』 (2025年1⽉17⽇公開)から菅⽥将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督らが登壇した。

『サンセット・サンライズ』は、書いたドラマは必ず注⽬を集め期待と信頼を⼀⾝に浴びる宮藤官九郎が脚本を担当し、2023年の『正欲』で第36回東京国際映画祭最優秀監督賞と観客賞を受賞した岸善幸が監督。ともに東北出⾝でもあるふたりの異⾊のコラボレーションから⽣まれた本作は、 『あゝ、荒野』(17)で⽇本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか数々の映画賞を受賞して以来7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅⽥将暉を主演に迎え、都会から移住した釣り好きサラリーマン⻄尾晋作と、宮城県・南三陸で⽣きる住⺠との交流や、⼈々の⼒強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の⽇本、過疎化に悩む地⽅、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディ。

10 ⽉28⽇(⽉)に開幕した第37回東京国際映画祭では、オープニングを飾るレッドカーペットに、ガラ・セレクション部⾨にて上映される映画『サンセット・サンライズ』 (2025年1⽉17⽇公開)から菅⽥将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督らが登壇、 菅⽥と三宅は、シックな⿊のブラックスーツを纏い、井上はひときわ鮮やかな⾚のミニドレスでレッドカーペットを魅了した。

東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた菅⽥と三宅。それぞれ「皆さん元気がありますね」「初めて歩いたんですけど、(レッドカーペットで待ち構える)皆さんの勢いがすごくて声が枯れそう。みんなの声も⼼配です」と観客の溢れる熱気と⼤歓声に⼤興奮。本映画祭にて、ついに⼀般の観客にお披露⽬されることについて、都会から三陸に移住してきた釣り好きサラリーマン・晋作を演じた菅⽥は「無事、公開できて嬉しいです。現場がとても楽しかったので、その楽しさが映像に残っている映画なので、観てもらえるのが楽しみです」と期待を込める。 続いて晋作の移住先の⼤家であり、宇⽥濱町役場の企画課で空き家問題を担当、町のマドンナ的存在でもある百⾹役の井上は「震災の当事者である三陸の⼈たち、当事者ではない(菅⽥が演じる)晋作の話だったり、コロナ禍の中での⼈と⼈との距離だったり、都内と地⽅の距離だったりと、⾊々な距離感について考えさせられる映画だと思います」続けて「テーマがたくさん詰まっている映画」としながら「空き家問題もそうですけれど、過去も⼤事にしながら、新しい形を受け⼊れて、現在を⼤事にしていくという共通したテーマがあると思います」と述べ、「ぜひ観ていただけたら」と思いを込めた。

百⾹への思いをこじらせた“モモちゃんの幸せを祈る会”のメンバーの1⼈を演じた三宅は「今、世の中が少しずつ元気になってきた時なので、だからこそ今この映画をみんなで観てもらいたいです」と語り、ロケ地でもある宮城と岩⼿の地名をあげ「ロケ地を訪れたくなるような映画になってると思います」と⾃信をのぞかせる。

最後に岸監督が「お正⽉に、本当に腹を抱えて笑える映画になっています。その中に⼩さなメッセージが込められていて、笑って泣ける映画になっています」とメッセージを送り、最後に4⼈全員で「 『サンセット・サンライズ』観てください︕ 劇場でまってっからー︕︕」と宮城弁でコメントを締め括り、その後も、レッドカーペット横から声援を送る観客のために、本イベントのために特別に制作した“サンセット・サンライズキラキラステッカー“を配布、詰めかけた観客と楽しげに交流しながら、映画祭のレッドカーペットでオープニングを盛り上げた。映画『サンセット・サンライズ』は、2025年1⽉17⽇全国公開。

公式サイトはこちら

Ⓒ楡周平/講談社 Ⓒ2024「サンセット・サンライズ」製作委員会

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