カズレーザー「本当に大変」　“ホワイトすぎる”環境がハラスメントに？　出演者からも賛否両論…近年の職場事情とは

小野氏が紹介したのは、とある社会保険労務士の体験談。入社2年目の女性がデータ入力で大きなミスをし、期限に間に合わせるためには、土日出勤が必要になったという。女性の上司は、女性個人ではなくチームの責任だとして、「私も土日出るから一緒にやろう」と声をかけたそう。しかしこの女性、週末は誕生日で友達が祝ってくれる予定があるから、出勤できないといい、上司は「じゃあいいよ、私がやるから」と仕事を引き取った。ところがその後、女性はトイレにこもって大号泣してしまったのだとか。

出演者たちも、急展開に動揺が隠せない。ゆうちゃみは「なんで？」、錦鯉・長谷川雅紀も「どういう感情？」と口にする。小野氏いわく、上司はこの件をうけ、「締め切りを延ばして、自分でばん回させてあげる、そういうこともできたんじゃないかとか、自分が仕事を引き取ったことはホワハラなんじゃないかと。ずっとこの後も苦悩してしまっている」といい、対応の難しさを象徴する事例となった。

小野氏は、「この上司の方の対応は基本的には良かったんじゃないかなと思います」という。逆に女性が無理に出勤し、後から「誕生日だったのに休日出勤を強要されました」と、パワハラを訴えられる方がよほど大変だと話す。もちろん誕生日だからと、常にこうした対応が正しいわけではなく、ケースバイケースというが、本人が特別な日として出勤が難しいと言っている場合、出勤を強制しないことが無難とした。

なかなか判断の難しいホワハラ。カズレーザーは「会社で働くって大変なんですね。本当に大変だなって思いますね。」とコメント。「まあほんとつくづく思いますね。働きたくねーって」と冗談交じりに言うと、スタジオでは笑いが起こった。

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写真提供：（C）日テレ