オードリー・若林&春日　銀座出身、所沢出身でツッコミあい「正真正銘、銀座育ちみたいな人は怒ると思う（笑）」

お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰が、今年で30周年を迎える銀座カリーのTV・WEB新CM発表会に登壇。発表会では出身地についてのツッコミあいや、お互いの奥深い一面についてコメントした。

イベントで新TV CMの出来栄えについて聞かれると、若林は、「フリートークのような所を撮っていただいて、全く別パターンでドラマ仕立てのものも撮ったんですけど、全カットになっていて、明治さん素晴らしい判断されてるなと思いました（笑）」と自身の演技シーンがカットされたことについて、笑いを誘いながらコメントした。

“銀座カリー”役として、顔を隠しながらWEB CMに登場している春日は、「やっぱり顔は出したいですよね。その方が親も喜ぶし…」と顔が映っていないことに少し不満をもらすと、若林が「不祥事があったんで…」とボケると、「いやいや、してないのよ」とすかさずツッコミを入れ、会場を笑わせた。

続いて春日が、若林は銀座の隣町・新富町出身にもかかわらず、なぜ銀座カリーのCMに出演しているのかと指摘。「銀座出身じゃないけど、銀座育ちっていう“言葉の妙”みたいな、そういうのが若林さん得意なんで…」と春日がツッコミを入れ始めると若林は、「正真正銘、銀座育ちみたいな人は怒ると思う（笑）それくらいの（微妙な）距離感なので」と銀座と新富町の距離感についてコメント。

TV CMにはほとんど出演せず、WEB CMのみに出演している春日は「なぜWEBのみなのか」ということをもらすと、若林は「“銀座カリー”だから、（春日は）所沢の人だから」と伝えると、春日は「次“所沢カリー”を出すときは、若林さんの顔を隠して逆でやりたいですね」と、次回は“所沢カリー”のCMをやりたいとコメント。
それについて若林は、「彼は銀座出身じゃないだろって言ってきますけど、彼も所沢ではないですからね」とツッコミを入れあいながらイベントは進んだ。

その後の代表質問で、オードリーの結成当時から守り続けていることについて春日は「ネタは若林さんが書いてくれるっていうことですかね。私は一回も書いたことがない、任せている」とネタ作りは若林が現在も担当していることを明かした。さらに「“トゥース！”は腹の底から声を出してます。飽きた時期はあったけど…そこから持ち直して今のこの地位があるということで」と昔の話も交えながらコメントした。

さらに、最近の贅沢（ぜいたく）エピソードについて春日は、「この間ファミリーレストランに行って、ドリンクバーを付けたんですけど、アイスコーヒーとメロンソーダの2杯で店出ましたよ。贅沢でしょ！」とドヤ顔を取材陣に向けた。若林は、「企画で春日と（お笑いタレントの）佐藤満春と、ファミレスで朝まで長時間いたっていうのは、なんてことない話をするっていう贅沢な時間だなと思いましたね」と春日のコメントとは視点を変えた、“時間”についての贅沢について語った。

続いて、お互いが奥深いなと思ったところについて春日は、「若林さんは無機質な男だと思っていたんですよ。食に関することは、一度これと決めたものは変えないと思っていたら、季節のものを食すようになりまして。さんまを家で焼いて食べていると聞いたときは、目から鱗（うろこ）というか…感動しました」と相方の食生活について語った。

若林は「春日がお子さんがいるタレントさんに質問するみたいで、こんな感じなのに“すごい教育熱心だよね”って色んな方面から聞いて、変わったなと思いました」と春日が子育てに熱心なことを明かした。