アイナ・ジ・エンド『風とくちづけと』TV初披露！対バン後、渋谷すばると初共演でまさかの告白「まだ1回も目が合ったことがなくて…」【独占インタビュー】

アイナ・ジ・エンドが10月2日（木）日本テレビ系情報番組『DayDay.』（月～金／あさ9時～）のアーティストがスペシャルライブを行う『boom boom!』コーナーに初の生出演。最新曲『風とくちづけと』をテレビ初生歌披露。entaxでは出演直後、インタビューを行った

この日の『boom bom!』は、【ソロで活躍中の豪華2組 生歌披露】と題し、アイナ・ジ・エンドと渋谷すばるが生出演。BiSHの解散から1年3か月。『アイコトバ』や『Frail』など、映画やドラマ、アニメからCMまで、13ものタイアップ曲をリリースしているアイナ。先月には初の日本武道館公演を開催し、チケットはソールドアウト。ファンだけではなく、米津玄師や布袋寅泰など、人気アーティストの心をつかみ、コラボオファーが絶えない。

◆渋谷すばる&アイナ・ジ・エンド、対バンのきっかけは？

渋谷とアイナは、今年の6月・7月に対バンライブで初共演した仲。対バンの経緯について渋谷は、「僕がやりたいですって。共通のスタッフさんがいたっていうのもあるんですけど、（アイナと）組み合わせとして面白いかなと思って」とアイナとの接点のきっかけを明かした。

すると、対バンの感想を聞かれたアイナから「対バン2回させていただいたんですけど、まだ1回も目が合ったことがなくて…」と衝撃の告白が。山里が「あれ！？そうなの！？」と驚きの声を上げたが、「いやいやいや、ずっとやん…。ずっと目が合ってますけど…（笑）」と渋谷はアイナを見ずに否定し、笑いを誘った。

対バンでのアイナの印象について、渋谷は「歌声は唯一無二、言わずもがなって感じですけど、一曲一曲に対する表現とか見せ方、ステージング全てが、アイナ・ジ・エンドにしかない世界観があるので、そこが何よりも魅力だと思います」と語った。

◆アイナが渋谷に聞きたいことは？

そして、アイナから渋谷へ“聞きたいこと”があるということで質問企画へ。アイナは少し緊張気味で渋谷の方を向き、「あの…好きな食べ物はなんですか？」と質問。対バンを2回している2人だが、意外な質問にスタジオから笑いが起こり…曜日メンバーのアンジャッシュ・児嶋一哉から「初対面なの！？（笑）」と突っ込まれ、渋谷も照れながらも爆笑。

「好きな食べ物…この質問が一番困ります（笑）」と苦笑いの渋谷は、「食に興味がないんです。だから、お腹いっぱいになれるガムとかがいいです（笑）」と回答。アイナ自身は挑戦した質問だったが、渋谷の予想外の答えに「さすがにご飯の話は盛り上がると思ったのにな～（笑）」とショックを受け、スタジオは笑いに包まれた。

◆ソロ活動での変化は？

この日、曜日メンバーとして初出演していたFANTASTICSのリーダー・佐藤大樹から「ソロになったことで苦労したことや不安、変化は？」と質問が。アイナは「キャパオーバーしやすくなりました。グループの時は次ライブがどこである、どのアー写、誰が選ぶとか、全部大人の人たちがやってくれていて、自分たちは振り付けをしたり歌詞を書くことを一生懸命やっていたんですけど、一人になったら全部自分で舵を切らないといけないので、責任感は全然違うなと思いました」とソロとしての変化やその大変さを明かしたが、「今はそれも成長過程」とストイックさを見せた。

◆新曲『風とくちづけと』テレビ初生歌披露

今回テレビ初披露した楽曲は、アイナが書き下ろしたCMに起用されている新曲『風とくちづけと』。懸命に生きる全ての人に向けたラブソングで、聴く人を温かく包みこみ守ってくれそうな柔らかい音色に、軽快なリズムが合わさり、不思議と背中を押してくれるような仕上がりとなっている。

生歌披露を終えると、天性のハスキーボイスと呼ばれるアイナの魅力的な歌声と、大切な記憶を包み込んでくれる、どこか寄り添ってくれるような歌詞にスタジオは拍手に包まれた。武田は「この声とあの息づかい、心が震えました。ありがとうございます！」と胸を打たれた様子。渋谷は「いやぁ～すごいですね、惹きつけられる力。素晴らしいですやっぱり…感動しました」とアイナのパフォーマンスをかみしめた。

最後にアイナは「11月27日に3枚目のアルバム『RUBY POP』を発売することになりました！『風とくちづけと』も入っておりますので、よかったら楽しんでください！」とメッセージを送り、コーナーを締めくくった。

◆生出演直後、entaxがアイナ・ジ・エンドに独占インタビュー

Q：『DayDay.』出演、さらに渋谷さんとの再共演はいかがでしたか？

『DayDay.』は2回目の出演で、とてもうれしかったです。渋谷さんは、対バンの時とまた雰囲気が違って、バラエティーもすごくおもしろかったです！私は関西出身なので、渋谷さんは昔から“関西のヒーロー”のような存在。そんな方が隣にいるのがまだ不思議で、とても光栄でした！

Q：今回披露された『風とくちづけと』は、アイナさん書き下ろしと伺いました。こだわったポイントやお気に入りの歌詞を教えてください。

楽曲はバックバンドの河野さん、西田さん、大井さんの3人と作ったんですけど、これが初めての経験で。自分1人だったら浮かばないメロディーラインとかコード進行とかがたくさんある曲なので、全部が新しいなと感じています。

お気に入りの歌詞は「目いっぱい転げ回って愛を知る」。“人生はやっぱりうまく進むことばっかじゃない”っていうことを1行目から表してみたので、ちょっとしんどい時とかにも響くような曲であってほしいなと思っています。

Q：先月行われた、即日完売となった日本武道館公演について。BiSH時代にかなえられなかった夢として、思い入れの強い場所での挑戦となったとのことですが、武道館の景色はいかがでしたか？

武道館公演の前々日ぐらいに喫茶店に行ったら感動的なピアノの曲が流れていて。それを聴いただけで涙が出てくるぐらいには結構気持ちがヒリヒリしている感じでした。そのくらい不安もあったんですけど、ファンの人たちがめちゃくちゃ、いつも以上に声を出してくれて、体温、熱量にすごく救われたので、なんとかできたという感覚です。「ほんとに救われているのはアイナの方なんだろうな」とか思いながら、（武道館公演後）楽屋に帰りました。

Q：今年も残すところ３か月となりました。今年やり残したこと、やっておきたいことはありますか？

“何もしない時間”は私もあまりないので、やってみたいですね。（本質問に渋谷も“何にもしていない時間”と回答）。携帯を見ないとかできないかもしれない。家にいてもなるべく1日1回は「パソコン触んなきゃ！」って焦燥感に駆られるので…日々曲作りには向き合っています。でもそれだけでは息が詰まるので、映画館に行ったりしています。

【リリース情報】
3rd Album『RUBY POP』11月27日（水）発売

写真：©entax