山崎貴監督『ゴジラ-1.0』の製作費を問われ…「みんな同情して(アカデミー)賞をくれたんじゃないか…」

2024.10.21 08:00

映画監督の山崎貴(60)が20日放送の『おしゃれクリップ』に出演。昨年末に公開された映画『ゴジラ-1.0』の脚本・監督として出席した、第93回アカデミー賞の舞台裏を明かした。

山崎監督が監督と脚本・視覚効果の一種であるVFX(Visual Effects)を手がけた映画『ゴジラ-1.0』は、世界中で高い評価を受け、アメリカでは日本の実写映画の興行収入を34年ぶりに更新。さらにアジアの映画としてはじめてアカデミー賞視覚効果部門を受賞した。

番組MCの山崎育三郎から「賞を獲った瞬間、どういう気持ちでした?」とたずねられた山崎監督は、初期段階の選考にノミネートされた際には、その作品数の多さから「こりゃ無理だろ〜」と周囲に漏らしていたというが、選考が進み作品数が絞られていくなかで、「5作品に残ると、アカデミー賞の会場に行けるんで、テレビでしか観たことがない世界に自分たちが行けるっていうのでワクワクしてた」と徐々に気持ちが高ぶっていったことを明かした。

授賞式で名前を呼ばれた時の気持ちに関する質問に「全身沸騰する感じ」と返した山崎監督。MCの井桁弘恵から会場の雰囲気を聞かれると、「うちのスタッフはみんな(喜びで)大爆発だし、他の作品の人たちに『悪いな、俺たち獲っちゃって』って思ってたら、みんな『日本から来て良かったな!』みたいな」と喝采を浴びたと回顧。「あたたかい」と感じたことを振り返った。

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