【最終話】アニメ『ヒロアカ』オールマイトとオール・フォー・ワンの因縁の対決が再び…SNS「カッコ良すぎて情緒が壊れる」

◆オールマイトとAFO！因縁の2人の戦いは…！？

ワン・フォー・オールを手に入れるために激しい怒りを宿したことに付け入ることが、この戦いを唯一成立させると考えたオールマイト。AFOに猛攻を仕掛けながら「魔王が聞いてあきれるぜ！“無個性”でもやれる程度とは！！」そんなオールマイトの煽（あお）りに対して、様々な個性を集結させて反撃するAFO。しかし雑に組んだその攻撃に煽りが聞いている証拠だと確信するオールマイト。AFOは反撃を続けるも、体が腐食し続ける超酸注入をするオールマイトに激しい怒りを見せる。

戦いながら、オールマイトは過去に師匠である志村菜奈（CV：園崎未恵）と出会った時のことを思い出す。「弟子にしてください！手伝わせてください！」とつきまとうオールマイトに、志村は「ばか言え、個性もないんだろ？ついてくんな」「棒切れで半径3メートルを守りな」と、すげなく断る。

しかしオールマイトは諦めない。「…許せないんです。奪ったものが得をする世の中が…。奪われた人の悲しみが憎悪に変換される、この螺旋（らせん）が…」それをどうするか問う志村に、「みんなが笑って暮らせる世の中にしたいです。そのためには象徴が必要です」「平和の」と答えるオールマイト。

「力をひけらかせと？」と問う志村に「みんな3メートルで手一杯です。だから私がやるんです。“無個性”の私には、役割がないから」とまっすぐな目で志村を見つめるオールマイトだった。

AFOの反撃で吹き飛ばされたオールマイトのろっ骨は折れ、全身に打撲を負っていた。後を追って来たAFOを前に、それでも尚、立ち上がるオールマイト。更に若返ったAFOを見て、ダメージによって加速度的に巻き戻しが進行することに気づき、笑い出す。エルクレスに命じて、更に変形を遂げるオールマイトは「みんなの役に立ててうれしい！」「A組よ！私に力を貸してくれ！」と叫ぶ。その声を、死柄木弔（CV：内山昂輝）と戦う緑谷出久（CV：山下大輝）は感じ取る。「戦っている…、オールマイト！！」

「なぁ、勝とうぜ！緑谷少年！！」そう、デクに語り掛けるオールマイトだった。オールマイトとAFO、デクと死柄木の因縁の対決は最終局面を迎えようとしていた…。