【最終話】アニメ『ヒロアカ』オールマイトとオール・フォー・ワンの因縁の対決が再び…SNS「カッコ良すぎて情緒が壊れる」

『週刊少年ジャンプ』（集英社刊）で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第7期の最終話となる第21話(通算159話)『”個性”無き戦い』が10月12日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

（以下、アニメ最新話のネタバレを含みます）

◆どんどん冷たくなっていくお茶子に、トガの取った行動とは…！？

「私、かぁいい？」とほほ笑むトガヒミコ（CV：福圓美里）に「世界一」と答える麗日お茶子（CV：佐倉綾音）。トガの体からトゥワイス（CV：遠藤大智）の血が抜け、増殖したトゥワイスたちが消えていく。地上に降りたお茶子とトガだが、お茶子はナイフで刺されたことにより、致死量の失血で意識朦朧（もうろう）となっていた。

お茶子の体がどんどん冷たくなっていく中、トガはお茶子の血をすすり、お茶子に変身をする。「お茶子ちゃん、敵（ヴィラン）連合は、全部ぶっ壊すの。壊れた先にあるのはきっと私が生きやすい世界。でも、お茶子ちゃんが言ってくれたことうれしかった。生存競争って私言ったけど…、お茶子ちゃんがいなくなるのだけはやっぱり嫌。この気持ちは本当だから、私の血、全部あげる」

以前、トガが瀕死（ひんし）の重傷を負った際、トゥワイスがトガを増殖させ、輸血をするという方法で助けられていたため、同じ方法でお茶子に変身して自分の血を輸血するトガ。「燈矢くんが、お家燃やしてくれたんだ。嫌なことが詰まった普通のお家。なかったことにしてくれたの。うれしかった。でも…、なくなっても心には残るの。お茶子ちゃんはなかったことにしなかった。それは痛くて辛いけど、触れられた時、心がふわって軽くなったから、ありがとうねぇ。お茶子ちゃん。うれしかったよ。本当にうれしかったの。お茶子ちゃん」と、涙を流しながらも満面の笑みを浮かべるトガ。

「ヒミコ…ちゃ…」朦朧とした意識の中、トガの名を呼ぶお茶子に「はぁい」と笑顔で返事をするトガ。「私はトガヒミコ。好きに生きて好きに生きた。世界一笑顔がかぁいい、普通の女の子！」お茶子の隣に横たわり、その体を優しく抱きしめるトガだった－。