岩田剛典「親を裏切った瞬間」名門校のエリートが夢を叶えるため芸能の道へ…当時の心境を明かす

三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(35)が13日放送の『おしゃれクリップ』にゲスト出演。有名大学に進学するほどの超秀才が、芸能の道に進むことを決意した日の思い出を振り返った。

中学進学とともに母と上京し、慶応義塾中等部に進学した岩田は、中学時代は学業と部活動に明け暮れていたというが、高校3年生の時に文化祭のステージでパフォーマンスをしたことをきっかけに1日でダンスのとりこに。「スポーツで点決めた時よりも、気持ちよかった」とパフォーマーとしての原点を振り返った。

「このままダンス極めたいな」と、大学に進学してからもダンスを続けた岩田だったが、MC・山崎育三郎から「その時はもう将来も見据えてたんですか？」とプロになることを意識していたのか問われると、「そんなことないですね」と否定。当時、周囲にはダンスで生活している先輩などがいなかったそうで、「めちゃくちゃ真剣に就職活動した」と100社以上の選考を受け、内定が出ていた企業もあったと回顧。「まさか今こうしてダンスで、10年以上ご飯を食べてるっていうのは夢のような人生だな」と語った。

大学在学中にLDHのオーディションを受け、芸能界デビューのきっかけをつかんだ岩田。「まず親に電話しなきゃ」と、オーディションを受けていることも伝えていなかった両親に電話をしたというが、岩田からの連絡に母は絶句。岩田は「（母が）いきなり泣き出しちゃって」と、中学から名門に通わせ一般企業への就職も見えていた息子の転身に驚きを隠せない母の心情を考え、「その瞬間は親を裏切った瞬間だなって」と当時の率直な心境を明かした。

手放しには喜んでいない両親のことを考えつつも、「ダンスで夢を叶（かな）えられるなんて思ってもなかった選択肢だったけど、その夢が叶えられた」と感じた岩田は、「こんなチャンスは僕にはもうないと思って」芸能界入りを決意したそう。