河合優美 受験勉強もそっちのけ「高3の文化祭でオリジナルストーリー」 ダンス・舞台に捧(ささ)げた青春時代を振り返る

2024.10.13 17:00
河合優美

10月12日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』では、俳優の河合優実が登場。ニューヨークを訪問し、自身が俳優となった、そのルーツを語った。

今や数多の映画賞の新人賞を受賞し、今年5月に行われた、第77回カンヌ国際映画祭では、堂々たるスピーチを披露した河合。名実ともに、日本が誇る実力派俳優の1人となった。しかしニューヨークはタイムズスクウェアのほど近く、世界的に有名なダンススクールを訪れると、俳優としての普段の姿からは想像しづらい、ダンサーとしての顔をのぞかせる。明らかに経験者と分かるキレのある動きで、MC・今田耕司も、「ダンスしてたん?動くイメージがないな」と驚きの表情を見せた。

それもそのはず。河合はHIPHOPやストリートダンスを、3歳のころから高校まで続けていたと言い、学校選びも「ダンスで高校を探して…」と言うほど熱中していた。ダンスに没頭する学生生活をおくっていたが、特に高校の部活動を通じての経験が、今の自身につながる転機となったという。

「高3の文化祭で、コーラスラインっていう好きなミュージカルをベースにして、オリジナルでストーリーを作ったんです」と当時を振り返る。受験勉強もそっちのけ、文化祭に向けた舞台の練習に夢中になっていたが、そんな折、本物のコーラスラインの日米ツアーが渋谷にやって来た。「見に行ってその日のうちに、やっぱりもう、動き出そうみたいな気持ちになっちゃいました」。日を重ねるごとに大きくなっていた、「表現する仕事に就きたい」、その気持ちが爆発した瞬間だったという。

その後、大学に入学すると同時に事務所に所属し、芸能界での活動を開始。デビュー3年目にして数多くの賞を総なめにし、その確かな実力が、世間に知れ渡ることとなった。「ダンスが好きで歌が好きで、舞台の興味から入ったんですけど、始めてからは、もう巡り合わせというか、運命みたいなものだと思うんです」と、久しぶりのダンスレッスンを通じて、自身の表現者としてのルーツを再確認した河合。今の自分について、「映画にすごく縁があったので、映画に育ててもらったなという感じですね」と語った。

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写真提供:(C)日テレ

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