長野県の伝統『小布施栗』その魅力をいかしたアイデア料理の数々に出川哲朗「栗をなめてた」

2024.10.12 19:30
出川哲朗、宮川大輔

お笑い芸人の出川哲朗が12日放送の『満天☆青空レストラン』にゲスト出演。MCの宮川大輔とともに長野県上高井郡小布施町を訪れ、かつて徳川将軍も愛した極上食材『小布施栗』を使った、地元ならではの料理の数々を満喫した。

今回2人が訪れた長野県の小布施地域は、古くから栗の名産地として知られ、江戸時代には徳川将軍への献上品として重用された歴史もあるほどの伝統を誇る。出川らは、小布施で13代にわたって栗を育て続けてきた名人のもとを訪れ、その栽培方法などを学ぶとともに栗拾いに挑戦していた。

収穫を終え、2人は小布施栗の魅力が詰まった料理に舌鼓。最初に登場したのは、栗をそのまま油に入れる『揚げ栗』。硬い鬼皮ごと十字に切れ目を入れた小布施栗を、直接油の中へ。揚げることで水分が飛び甘みが凝縮するのだそうで、栗の甘みを引き立てるため多めに塩を振って料理が完成。渋皮ごと口に運んだ出川は「うま〜い、カリカリ!」とリアクション。宮川も「栗の香りがすごいですね、渋皮がスナック感覚というか」と独特の味わいと食感に驚いていた。

続いて2人は、地元で1か月間しか味わえない幻の一品を求め、連日長蛇の列ができる栗菓子の名店を訪問。ここで、新栗に砂糖を加えず蒸して裏漉し(うらごし)した和菓子『朱雀』が振る舞われた。味に小細工が効かないため、その年の栗のできを朱雀で確かめるファンも多いという一品に、出川は「お上品なおいしさ。食感も初めてですね、甘さもちょっといい感じの控えめで」と目を細めた。

出川哲朗

その後も、栗を使ったアレンジ料理が続々登場。まずはそうめんを栗のイガに見立てた『イガグリコロッケ』が紹介された。ゆで栗に砂糖を加え、いためた豚ミンチなどとあわせ、隠し味に練乳を加える。タネで栗を包んで小麦粉と天ぷら衣をまとわせると、砕いたゆでる前のそうめんで表面を覆い、油の中へ。見た目も楽しいアイデアレシピに、食べる前から「私のグルメ心がめちゃくちゃくすぐられてます!」と期待を寄せた出川は、そのおいしさに感動。さらに「名人の前でこんなこと言うの失礼だけど、栗をなめてた」と、新たなポテンシャルに驚きを隠せなかった。

出川哲朗

そのほか、ゆで栗にハチミツを加えペースト状にしたものに、バターとホイップ状の生クリームを混ぜ、生ハムとともに焼いたバゲットに乗せた『栗バターのカナッペ』など新たな栗の可能性を実感した2人に、今回の締めくくりとして栗の定番料理が振る舞われた。

宮川大輔
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