将軍も愛した極上食材!長野県小布施町の旬『小布施栗』の伝統を未来につなぐ名人の取り組みに迫る

2024.10.12 19:00
宮川大輔、出川哲朗

お笑い芸人の出川哲朗が12日放送の『満天☆青空レストラン』にゲスト出演。MCの宮川大輔とともに長野県上高井郡小布施町を訪れ、かつて徳川将軍も愛した極上食材『小布施栗』の収穫に挑戦した。

今回、2人が足を運んだ小布施地域は、江戸時代から「西の丹波、東の小布施」と称されるほどの栗の名産地。なかでも9月中旬から10月末の旬の時期は、地元で『新栗の季節』と呼ばれるほど収穫が盛んに行われるという。しかしその収穫量は決して多くなく、またそのほとんどが地元の和菓子店との契約栽培のため、『小布施栗』は市場にはほとんど出回らない貴重品なのだとか。

今回、2人を案内した名人の家庭では代々栗を栽培してきたそうで、江戸時代に将軍への献上品として『小布施栗』が栽培されていた際には、献上が終わるまで農家も栗を拾ったり食べたりできなかったという。宮川はその内容に驚きつつ、「栗にとってはいい環境?」と長年栗を育て続けてきた小布施地域の特色について、名人に疑問をなげかけた。名人によれば、小布施町の南側に流れる川が上流の鉱山の影響で酸性の水をたたえており、この川の水があふれ土地を弱酸性にさせることで、栗の独特の風味を醸し出しているそうだ。

栗の木の下で、2人が名人から解説を受けていると、そばで完熟した栗が地面に落下。その様子を目撃した出川は、栗が自分のもとに落ちてくるようイガの真下でスタンバイしたが、栗は落ちてこず。「ムズいですね、栗と絡むのは」とリアクション。それでも、栗拾いを行い大きく実った栗に笑顔を見せていた。

土地の環境にも恵まれ、たわわに実る『小布施栗』だが、その成育には日照時間なども大きく影響するのだとか。名人は冬の間に剪定(せんてい)作業を行い、木が日当たりを遮るほど大きくなってしまわないよう調整しているという。

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