東京五輪出場のプロフリークライマー野口啓代　新施設『livedoor URBAN SPORTS PARK』 “思い出の壁”に感慨「また登る機会ができた」

“東京五輪2020”の一部会場を活かした複合型スポーツレジャー施設『livedoor URBAN SPORTS PARK』が10月12日（土）、東京・有明にオープンする。先立って行われたメディア向け内覧会では、ハンカチ王子こと元プロ野球選手の斎藤佑樹がアーバンスポーツのプロアスリートたちと会場内を巡り、施設の魅力をアピール。各競技のデモンストレーションも披露された。

ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から歩いてすぐの場所にある本施設は、約3.1haの敷地内にアーバンスポーツのコートやロープアスレチック、フードモールやドッグラン・トリミングサロン、スポーツ用義足の研究開発ラボなども併設。中でも、最奥に位置するボルダリング棟は“東京五輪2020”で実際に使用されたホールド（手がかりにする突起）やマットなどを一部移設しており、初心者から上級者までが楽しめるコースがそろっている。

内覧会では、“東京五輪2020”にも出場したプロフリークライマーの野口啓代（あきよ）が登場。“自分が登った壁”がそのまま使用されていることに対し、「また登る機会ができてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

今回お披露目された壁の反対側にもコースはあり、そちらはより高さが低い仕様になっているとのこと。野口は「初めてここにいらっしゃる方でも、全ての課題がクリアできるんじゃないかなっていうくらい簡単なものからあります」とアピール。クライミングシューズや手につける滑り止めのチョークも施設内でレンタルできるため、“動きやすい格好で来てもらえれば1日遊び倒せると思う”と続けた。