高橋メアリージュン＆金子ノブアキにインタビュー！「なにか1歩踏み出すきっかけになってくれたら…」『離婚弁護士スパイダー』

2024.10.11 17:15

10月期新ドラマ『「離婚弁護士スパイダー」～慰謝料争奪編～』に出演する、高橋メアリージュンと金子ノブアキにインタビュー。

本作は、「着手金はゼロ」「慰謝料は人生を再スタートさせるためのパスポート」がモットーの弁護士が、型破りな調査で“クソ夫”たちをたたきのめす、痛快リーガル・エンターテインメント。高橋メアリージュンは、主人公の弁護士・美雲飛鳥（みくもあすか）を、美雲の元夫で彼女が離婚弁護に力を入れるきっかけとなったキーパーソンの弁護士・一ノ瀬達也（いちのせたつや）を金子ノブアキが演じる。

――『離婚弁護士スパイダー』への出演が決まった際の率直な感想は？

高橋：“離婚弁護士”という響きが、昔好きだったドラマのタイトルと同じだったので、テンションが上がりました。リーガル作品の“弁論でみんなの胸を熱くするシーン”とかがすごく好きで、弁護士役をいつかやりたいと思っていたので、“やっと来た“と純粋にうれしかったです。

金子：シーズンも複数に分かれていて撮影も長期間になるので、その間キャラクターを作っていくのが楽しみだなと思いました。終わる頃にはすごく寂しくなると思いますが、長い間キャラクターに浸っていられるあまりない機会なので、集中して良いキャラクターにしたいです。出演者の方たちは初めて共演する方が多いのですが、及川（拓郎）監督は唯一付き合いが古く、今回また彼と組んでドラマが作れるっていうのも個人的にはすごく楽しみです。

――ご自身が演じるキャラクターについて紹介してください。

高橋：正義感が強くて、情熱的で、弱い立場の方の味方をする優しい人で、頼りがいがある。ただ、自分のことはあんまり見えていなくて、自分の気持ちがわかってないんです。そこがリアルで、共感できて、すごく演じやすいです。結構ヒロインって守りたくなるけど、美雲は違うので、多分女性の共感が多いんじゃないかなと思います。サバサバしているけど、恋愛には純情な可愛い面があったり、いろんな表情が見られる。見どころ満載のキャラクターです。

金子：「〜慰謝料争奪編〜」ではとてもミステリアスな描かれ方をされてるキャラクターです。僕自身もキャリアを総括すると、大体怪しいっていう…（笑）出てきたら“こいつなんかあるんじゃないの？”みたいなところもあるんですけど、今回に関しては、今のところ悪人ではなさそうですね。わかんないですけど（ニヤリ）。

――撮影で苦労したことはありますか？

高橋：専門用語には、苦戦しました。でも、最初は難しいのに、もう言い慣れてきたというか…。「婚姻を継続し難い重大な事由」とかも、スラっと言えます！

金子：寝言で言いそう（笑）

――撮影の中の雰囲気はいかがですか？

金子：すごく仲が良い現場です。特に美雲法律事務所の3人（高橋、樋口幸平、渋谷凪咲）が全員関西出身で、関西弁でみんなわーっとしゃべっているのを心地よく聞いています。

（関西チームではどんなことを話しているんですか？）

高橋：最近は食べ物の話ばっかり。結構長い撮影で、全員お腹ぺこぺこの時に、みんなで“なにが食べたいか”っていう話をしていたんですけど、凪咲ちゃんが「これ食べに行こうって言って、1番テンション上がるのってなんだと思います？」って言い出して。“寿司”とか“ウナギ”とか言っていたんですけど、結局チャンピオンに輝いたのは… “焼肉”でした（笑）

――最後に『離婚弁護士スパイダー』の見どころを教えてください。

高橋：1話はオープニングから結構インパクトがあって、最後はスカッとすると思います。“自分を大切にしよう”とか“誰かに相談してみよう”と思えるドラマになっていると思うので、是非このドラマを見て、なにか1歩踏み出すきっかけになってくれたらいいなって思います。

金子：リーガルものではあるのですが、法廷で火花が散るみたいなことよりは、日々の暮らしの中で起こりうる出来事や、人間関係だったり、夫婦間だったりとか、尊厳みたいなところにすごくフォーカスされている作品になっています。今回、芸人さんのキャスティングが多いところも面白いポイントです。

『「離婚弁護士スパイダー」～慰謝料争奪編～』は、10月4日（金）24時35分から放送。2話以降は毎週（金）深夜24時30分から放送予定 ※編成都合により時間変更の場合あり。
セカンドシーズン『「離婚弁護士スパイダー」〜偽りと裏切り編〜』は、『〜慰謝料争奪編〜』の最終話放送後からHuluで先行独占配信スタート。2025年に地上波放送予定。