アニメ『多数欠』龍太がのぞいた“皇帝の塔”…そこにはアレがなかった!?判明した新事実にSNS「実篤、紗綾の〇〇フラグ?」

2024.10.11 16:45

毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中のアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB青森放送他にて順次放送)。突如“多数派”が死亡してしまうという過酷なゲーム【多数欠】に巻き込まれてしまった少年少女たちの戦いを描く本作。10月8日放送の#13「衝撃」では、新たな仲間に加わった“第2部”主人公・王野頼音(CV:熊谷俊輝)が胸に秘めた切ない過去が明かされたほか、新たな女王の刺客が登場。その圧倒的な強さにピンチを迎えるが…──? さらに、ラストには“第1部”から見てきた視聴者ほど驚く、ある不可思議な現象が!SNSでも「あの2人がこんなことになってるなんて」「実篤、紗綾の〇〇フラグ?」と話題になっている。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

「本来のお前の嘘には…」 明かされる頼音の過去

──昔、頼音には佳月という心を許せる相手がいた。ある日、自分の小さな嘘(うそ)から佳月に火傷(やけど)を負わせてしまった頼音は、そのことをずっと負い目に感じていた。だが、佳月は「本来のお前の嘘には、善意や優しさが詰まってると思うんだよなぁ」と笑い、頼音の嘘を好きだとまで言ってくれた。頼音が自分らしくいられたのは、そんな佳月の言葉があったからだった。

そんな佳月の命が、突如始まった【多数欠】によって奪われたあの日…頼音は涙を流し、歯を食いしばった。ゲームマスターである皇帝への憎悪をたぎらせながら……。

──そして、現在。「仲間になる理由は、それで充分だろ?」と悲しそうに笑う頼音を、ごぼう(護国鳳天寺暴麟丸 / CV:藍原ことみ)、篠崎宗太郎(CV:森嶋秀太)が真摯に受け止める。そして、皇帝に代わる新たな敵“女王”から世界を守るべく、ともに戦うことを改めて決意するのだった。

アニメ『多数欠』“第2部”主人公・王野頼音
皇帝に固執していた理由は頼音の過去に秘められていた(画像は第11話より引用)

頼音たちはさっそく行動を開始。前に“女王”が、ごぼうの演じる“ニセの皇帝”に対し、テレビ放送を使って『宣戦布告する』『逃がしはしない』などと送ってきたメッセージをあえて一度シカトする。“通常通り”を振る舞い、ニセ皇帝としてメッセージを発信し続けることで、女王の“宣戦布告”を見ていないと相手に錯覚させるのが狙い。そうすればおそらく、痺(しび)れを切らした“女王側”は頼音たちのいるテレビ局に自らやって来るはず──。そこを待ち伏せて、捕らえるという作戦だ。

そうして通常の放送をした翌日──時刻は23時30分を回った。すると…『気をつけろ 局外のカメラに人影が映った!』と、ごぼうが特権【表示権】を使って頼音に知らせる。やはり敵は来た。だが、まだテレビ局の外にいる。頼音が静かに息を整えたその時、爆音とともにビル全体が激しく揺れた。

「なんだ?何が起きた!」。ビルの2階フロント──持ち場を任されていた煮しめ(二本柳周示 / CV:丹羽哲士)の前に、2人組の男女が現れた。1人は前髪をアップにした金髪の女、もう1人は赤いメッシュを入れたツリ目の男──。2人は「さて、現皇帝の下僕はどこにいると思う?」「モニター室が妥当でしょ」と端的に会話を済ませると、煮しめのいる方へ歩き出した…。

アニメ『多数欠』現れた敵の1人・月岡めぐる
現れた敵の1人・月岡めぐる(CV:相羽あいな)
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