アニメ『多数欠』龍太がのぞいた“皇帝の塔”…そこにはアレがなかった!?判明した新事実にSNS「実篤、紗綾の〇〇フラグ?」

2024.10.11 16:45

まさかの“フラグ”か…あるべきはずの〇〇がない!?

──気がつけば、頼音たちは2人の敵に挟まれる形で追い込まれていた。ツリ目の男・賀来が唱える。「特権【水利権】!」。さらに、「オマケしてやるよ──権利【調整権】凍れ!」。吹き出した水流がみるみる氷結していき、頼音たちの後方に凍(い)てつく“壁”がそびえたった。すかさず、月岡が唱える。「権利【複製権】!」。2枚の“氷の壁”は、頼音たちを閉じ込めるように膨張を続けた。

絶体絶命のピンチ──相馬は最後の力を振り絞ってさらなる現化獣を召喚しようとするが、その口を「俺達が楯(たて)になる」と煮しめが塞ぐ。そのまま、権利【優先権】で相馬の安全を優先。強力な力を持つ彼を生かすことが最善と考えた。その様子を「(これでいいよな…佳月)」と頼音が見守る。直後、巨大な氷壁が完成した…。

片がついたと判断した賀来は「任務達成だな。帰って如月様に報告だ」と、その場を立ち去ろうとする……が、その瞬間どこからか聞き馴(な)染みのある声が響き、氷が割れた。

「肝だけは冷えたぜ、一瞬な」
「殺す気満々みてーだが…」
「断る!!!」

無事、氷の壁から脱した頼音たちが目にしたのは、別行動をとっていた龍太、理科、臣の3人だった。

アニメ『多数欠』一之瀬龍太、神臣、鈴木理科、佐藤一彦
左から 一之瀬龍太(CV:浦和希)、神臣(CV:三上枝織)、鈴木理科(CV:青木志貴)、佐藤一彦(CV:大鈴功起)
(画像は第6話より引用)

形勢は一気に逆転する。特権【回避権】を持つ理科に賀来の水流はきかず、“準最強”とまで言われる特権【拒否権】を持つ臣が、月岡の“位置変え”を防ぐ。「おし、絶対防御完成だな」。不敵に笑う理科に、今度は特権【融合権】で自身の足を“バネ”へと変化させた龍太が答える。周囲の建物を素早く飛び移りながら、壁の素材を使った“石の柱”を作り出し、相馬たちと賀来たちを分断。賀来の隙をつき、右腕の“剣”で懐に飛び込んだ。

龍太の攻撃はすんでのところで阻止されたが、賀来は能力の相性に怯(ひる)んだのか月岡とともに一時退却することを選択。2人は一瞬で姿を消し、代わりにその場には2本の小枝が転がった──。

翌日、龍太たちを連れてアジトのテレビ局へと戻った一行。“東北”から帰って来た3人を見て、ごぼうたちは大いに喜んだ。龍太たちが駆けつけられたのは、ごぼうの特権【表示権】で頼音たちの場所を知らせていたからだった。頼音を新たな仲間として受け入れた龍太は、一緒に屋上へと上った──。「何だ、ありゃ…!?」。彼方に見える“皇帝の塔”を、頼音は初めて目にする。

龍太いわく、塔の最上階には成田実篤(CV:上村祐翔)と藤代紗綾(CV:永瀬アンナ)、そして“皇帝”(CV:寺崎裕香)の遺体がそのままになっているとのこと。あの“最終決戦”から1か月──彼はまだ、親友・実篤の死を受け入れられずにいた…。しかし、だからこそ、新たな敵“女王”を前に気持ちの整理をつけるため、龍太は望遠鏡を使って“その姿”をのぞいた。

……ところが、不可思議な現象を目の当たりにする。実篤と紗綾の遺体は変わらぬ姿のままそこにあり、まるで眠っているように見えた。さらに、それだけではない。すぐそばにあったはずの“皇帝の遺体”がどこにも見当たらなかったのだ…。

アニメ『多数欠』一之瀬龍太、神臣、王野頼音

皇帝の塔を見る頼音たち 果たして皇帝は生きているのか? そして実篤たちの身に何が起きているのか…

アニメ『多数欠』公式HP
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画像提供:©宮川大河/COMICSMART INC./多数欠製作委員会

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