アニメ『ヒロアカ』トガヒミコの“心”に向き合うお茶子…2人の少女の命を懸けた恋バナに視聴者号泣

◆誰からも理解されなかったトガヒミコ

　幼い頃から“異常者”“普通にしなさい”などと言われ続け、両親からは殴られ、周囲からは奇異の目で見られてきたトガヒミコ。ケガをした友達の血を吸ったことが、何がいけないのか分からないトガに、両親は言い放つ。「人間じゃない子産んじゃった！！」と。

トガは飛び散った血を摂取して、蛙吹に変身する。自分に変身したトガに、蛙吹は必死に語り掛ける。「私はルールを守ることがヒーローだと思ってた！外れる事が敵（ヴィラン）だと思ってた…！でもね、トガヒミコちゃん！私のお友達は今、そんなルールより何より、あなたと向き合おうとしてる…！それはただせん滅するより困難な道だと思う。だからお茶子ちゃんのこと、遅くなったかもしれないけど、少しでいいから話を聞いて！」。しかしトガはお茶子の腹にナイフを突きつける。「構造が違う！！お前たちが言う祝福も喜びも、私は何も感じない！！そっちのルールで私をかわいそうな人間にするな！！」と叫ぶトガ。

トゥワイスや荼毘、死柄木弔（CV:内山昂輝）らと、以前話していた時のことを思い出すトガ。敵（ヴィラン）名をつけないのかとトゥワイスに聞かれるが、「私はトガヒミコとして生きるのです！」と一同に宣言していた。

「同情じゃないならただのエゴだ！」トガは“サッドマンズレギオン”を放ち、更にトゥワイスの分身が大波のように押し寄せるのだった。