鈴鹿央士、台本で「何度も泣いてしまいました」映画『花まんま』追加キャストが解禁

2024.10.10 16:45

鈴木亮平と有村架純が主演を務める映画『花まんま』の追加キャストに、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、酒向芳、六角精児、キムラ緑子5名の出演が発表された。

原作は、2005年、第133回直木賞を受賞した短編集。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。「花まんま」とは子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテム。初版からおよそ20年を経て、2025年春に東映配給の劇場映画として全国公開される。映画では、主人公の兄妹を鈴木亮平と有村架純が演じる。

有村架純演じる妹・フミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎役を演じるのは、鈴鹿央士。髪を整えるのも忘れてカラスの研究に没頭するあまり、カラスと会話できるようになったというクセ強いキャラ設定が原作から追加され、現場では、なかなか難しいが全く通じないわけではない!と根気強く対話に挑戦する姿が印象的だった。
鈴木亮平演じる兄・俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋の看板娘である三好駒子役はファーストサマーウイカが劇中ではキレのある関西弁を披露しており、熱血漢な俊樹にも負けず劣らずの強烈な存在感を放っている。
繁田家の父・仁役には酒向芳、繁田家の長男・宏一役を六角精児、繁田家の長女で宏一の妹・房枝役をキムラ緑子が演じる。

♦キャストコメント

【鈴鹿央士/中沢太郎 役】
身近で大事な人が思い浮かんだり、生きていることをあらためて大切にしようと思える作品で、台本を読んで何度も泣いてしまいました。原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きましたが、監督はじめ現場の皆さんが明るい雰囲気を作ってくださったおかげで、自分なりにのびのびと演じることができたと思います。主人公の兄妹を演じる亮平さんと有村さんとは一番多くの時間を過ごし、数多くのことを学ばせていただきました。早くこの作品を見ていただきたい、そんな思いでいっぱいです。

【ファーストサマーウイカ/三好駒子 役】
三好駒子は映画オリジナルのキャラクターで、お好み焼きと世話焼きが得意な、俊樹とフミ子を支える大切な存在です。そんな駒子役を是非、と前田監督からラブコールいただいて光栄でした。初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした。全世代に響く、あたたかい家族愛と不思議なストーリーに引き込まれる作品です。ぜひ劇場でご覧いただきたいです。

【酒向芳/繁田仁 役】
脚本第一稿を読んだ→涙が出た→もう一回読んだ→また泣いた→原作を図書館で探した→読んでまた泣いた→物語の状況、時間軸を把握するために脚本を幾度も読み直した→……泣いた。これほど涙を流した本はこれまでにあったかな?→記憶を辿っても無かった。原作、脚本にアッパレ!です。

【六角精児/繁田宏一 役】
この映画の脚本を読んだ時、染み入るような感動と共に、「家族への思い」の大切さと有り難さが理屈を超えて僕の心に押し寄せて来ました。参加出来て光栄の一言です。

【キムラ緑子/繁田房枝 役】
とても不思議なお話でもありますが、登場人物それぞれが、誰かを愛し思いやる愛情で詰まったとても優しい物語だと思います。撮影現場では、皆さまとさまざまな感情を交わし合いながら、泣き過ぎでは?と思うくらい泣きました(笑)。共演の皆様のいろんな表情を思い出して、感動的なシーンに、ともにいることができて幸せだったなぁと思います。監督の思い描く世界の完成を心待ちにしております。

劇場映画『花まんま』
公開情報:2025年春 全国公開
配給:東映
公式HP


ⓒ2025映画「花まんま」製作委員会

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