カズレーザー ほとんどの人が捨てている“エビの殻”や“タマネギの皮”…驚きの効果とおいしく食べる方法とは

2024.10.9 10:30
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が8 日に放送された。食材を余すところなく食べる、ホールフードという言葉が、少しずつ話題になっているなか、実は捨ててしまいがちな部分にこそ、科学的に貴重な成分が入っている。そこで今回は本番組ではおなじみ、広島大学医学部の堤理恵氏が、捨てられてしまう食材の部位について集中講義を実施。そこに含まれる貴重な栄養素と、おいしく摂取できる方法もあわせて紹介した。

◆エビの殻

体脂肪を減らす効果が期待されると紹介されたのは、番組調査では83%の人が食べないと回答した、エビの殻。ここに含まれる「キチン」という食物繊維に、体脂肪を減らす効果があることが、昨年9月、アメリカ・ワシントン大学の発表した研究によって明らかになったとのだという。キチンとは、エビやカニのような外骨格生物の殻に豊富に含まれる動物性の食物繊維。堤氏いわく、キチンを摂取すると、胃の中でそれを分解するために「キチナーゼ」という酵素が作られ、免疫が活性化。その結果、脂肪を分解する酵素などが多く作られ、代謝が上がり、脂肪が燃えやすい体になるのだという。食物繊維は摂取しすぎても問題となるが、日本人の平均摂取量はそもそも少なく、1日20グラム程度が適切とされるところ、平均約13グラムしか取れていない。したがって慢性的な便秘の改善にも効果があるとされた。
 
そんなエビの殻をおいしく食べる方法として堤氏が紹介したのは、パウダー状にしてしまうというもの。殻を炒(い)ったうえでパウダー状にし、ふりかけなどにする方法を提案した。自分で作業せずとも、現在は市販ですでにパウダー状にしたものも流通しているという。

◆タマネギの皮

体脂肪を分解する効果が期待されると紹介されたのは、タマネギの皮。99%の人が捨てると回答した部分だが、堤氏によると、皮にこそ必要な栄養素が入っているという。『ケルセチン』というポリフェノールが含まれており、この栄養素を摂取しながら、低強度の筋トレなどの運動を合わせることで、筋肉の柔軟性が改善し、体や関節の動かしやすさなどに効果が期待できるという。そしてこのケルセチンの含有量が、タマネギは他の野菜と比べても群を抜いて高く、そのほとんどが茶色い皮に含まれているのだという。

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