秋アニメ『村井の恋』声優インタビュー!島﨑信長が“相手をキュンとさせる手法”を告白「“ブレ”みたいなものが大事」
2024.10.7 11:10◆ベテラン声優とのアフレコは、“最高の大喜利”
──作中で、お気に入りのシーンを教えてください!
島﨑 ヒトトセとしてはやっぱり“田中先生の脳内”……いや、“体内会議”みたいなシーンです(笑) 体の各臓器の寄り合いで、“五臓衆”みたいな! あれ、好きですねー! しかも、ちゃんとドラマもありますしね(笑) そのドラマから田中先生の動揺とかもちゃんと出ていて、“しゅきみバロメーター”とかいうわけわからない面白バロメーターを、僕たち(キャスト)はみんな真面目に言ってるっていう…(笑) そこがこの作品の面白さですよね。あとは、終盤のシーンも好きです。今は言えませんけど!
──作中の世界観もそうですが、アフレコ現場も楽しそうです!なにか印象的な出来事はありましたか?
島﨑 これはもう…! 実は、大塚芳忠さん(ナレーション役)と2人きりの収録があったんです。この作品は、ナレーションのツッコミとか補足も多いんですけど、もう全部“最高の大喜利”を聞いているような、一言一言が最高で! 何でもない情報を伝えるだけでも工夫があって、1個1個の表現の工夫に、ちょっとした言葉の間もね──“やっぱすごいな、芳忠さん!!”ってなりました! ヒトトセも“ちょっとクセのある役ですね”って言ってもらえるんですけど、もう芳忠さんと比べたら私なんて薄味ですよって(笑)
島﨑 あと面白かったのは…まぁ皆さんがどういう印象を抱いているかわからないですけど(笑)、日笠さん(田中先生役/日笠陽子)はとても真面目だし、すごく常識人なので、そんな日笠さんがたまにテンパったりしているのが面白かったですね。例えば、日笠さんがなにか面白いセリフを言ったあと、あえてみんなリアクションを取らず、日笠さんがスベったような空気になり「私、大丈夫だった?」ってアワアワするっていう(笑) そう意味では、日笠さんが現場を盛り上げてくれていましたね。