「お店で一番辛いものをください」辛いものに取り憑(つ)かれた俳優・出口夏希が東南アジア・ラオスに格安弾丸激辛旅
2024.10.5 09:15翌朝、2人はラオス唯一の鉄道に乗って移動。出口は「2時間かけて世界遺産の村に行きます!」という。車内でお客さんたちと触れ合いながら列車に揺られ、乗換駅のルアンパバーン駅に到着。1995年に街が丸ごと世界遺産に登録されたルアンパバーンの街は、王朝時代の木造建築とフランスの植民地時代の街並みが残っている美しい古都。最終目的地はここからさらに電車で1時間かかるのだが、乗り換えの待ち時間が2時間あるので、この時間を使って激辛お昼ご飯探し。小回りよく移動するためレンタルサイクルを借り、ついでに激辛店の情報も仕入れて2人は教わった店に向かって一直線。
2人がたどり着いたのは常に満席状態という大人気のヌードル専門店『ジュリーズ ビレッジ ヌードルズ』。移動時間を含めると食事に使える時間はわずか30分ほど。急いで一番人気のヌードルを注文する2人。そして出てきたのはルアンパバーン名物の“カオソーイ”。米粉の麺に肉みそやフライドオニオンなどをまぶし、鶏出汁のあっさりスープをかけたラオス国民のソウルフードとも呼べるメニューだが、出口は「おいしいけど辛くない…」とちょっとがっかり顔。
すると店員が卓上の2種類のペーストを指さして説明。どうやらこのペーストを使って辛さを自分で好きなように調整できるようだ。「これヤバそう!」と言いつつ目の色が変わった出口は、「これをどのくらい入れられるか勝負しません?」とディレクターに持ちかける。「いいですよ?」とディレクターもこれに乗っかると、特に確認することもなく、赤唐辛子とニンニクを使った激辛ペーストを山盛り1杯投入!出口は麺をすすると、辛さに顔をゆがめつつも「一気に辛いです!うまい!」とうれしそうに語る。そして「もうちょっと食べた~い!」と、激辛ペーストを2杯、3杯と次々に投入。スープを口にすると「う~ん、おいしい!」「求めてたものに出会いました!」とこの旅一番の満足げな表情を見せていた。試しに出口のスープを一口飲んでみたディレクターは「舌取りかえたい」と悶絶(もんぜつ)するほどだったが、出口はさらに青唐辛子の漬物も投入。「辛!辛い!うまい!」と大好きな激辛を満喫しつつ、わずか10分で完食。さすがの出口も「唇がちょっとプクってきました」と唇を突き出してみせていた。
ここからタクシーで移動…と思いきや、行きのタクシーの中にスマホを落としていたことが判明!だが慌てて連絡すると、運転手さんがちゃんと保管してくれており、無事手元に戻り一安心。ラオスの人々の温かさにも触れながら、2人は電車に乗って最終目的地であるバンビエンの街に到着。
自然豊かな田舎町であるこのバンビエンでは、あるアクティビティができるとあって人気を集めているのだという。そのアクティビティとは、熱気球。「景色きれいだからやってみたいなって思って」と、ここを最終目的地に選んだ理由を語る出口だったが、実は高いところが大の苦手!ゴンドラに乗り込んだだけでまだ地上から離れてもいないのに「こわーい!こわーい!」「あ〜!キャー!」と大騒ぎ。だが、熱気球はぐんぐん上昇して上空500mの地点に到達。
ビビりながらも上空からの景色を見て「うわー!スゴイ絶景!」と美しい景色を楽しんでいた。ここで道中に屋台で買っていた青パパイヤのサラダ“タムマクフーン”を取り出し「辛いので締めますか!最後の激辛締め!」と2人で食べてみる。が、この旅行中に辛さへの耐性が付いてしまったのか、それとも上空500mの緊張感からか、思ったほど辛さを感じなかったようだった。それでも今回の旅に大満足した出口は「私たぶん、これからもどこの国行っても激辛探します!」と激辛を求め続けることを誓っていた。
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