アニメ『多数欠』その頭脳は実篤以上！？ 新主人公・王野頼音のケタ違いな洞察力に、SNS「頼りがいあってカッコよすぎ」

◆篠崎「確信したよ」 チームの新たなブレインは…！

必勝の策を思いついたという王野は、平山に気づかれないようこっそりと一同に伝える。平山はその隙に逃げ出そうと考えるが、意外にも「わかった、降参する。全て白状する、命だけは助けてくれ」と相馬から白旗が上がった。平山は女王への手土産に情報を得ようと、交渉に応じる。

すると、相馬が1枚のカードを提示。そこには、“皇帝の居場所”が書かれているという。しめしめと、平山はその情報を読むように命令。ところが、相馬が唱えたのは「特権【現化権】タングステンキューブ」。なんとも巨大な“立方体”が、平山の頭上に出現した。

平山は頭上を指さし、「固定！」と叫ぶ。…が、キューブはゆるやかに落下を続け、“固定”される気配がない。慌てふためく平山に、王野が言い放つ。「お前は対象を固定する為には指差しをしなければならない」。特権【固定権】は、“指さし”をやめると解除される。王野はそこから必勝の策を導き出した。

①相馬の力で巨大タングステンキューブを顕現（けんげん）→②平山の“指さし”を出血した左腕から頭上へと向けさせ、その上で逃げ道を塞ぐ→③指さしを続けなければキューブの下敷きになるが代わりに出血多量で死にいたる。それが王野の読み。さらにそこへ、煮しめの持つ権利【優先権】を合わせ、平山の【固定権】を“無効化”させたのだ。平山は何が起きているのかすら分からぬまま、止まることのないキューブに押しつぶされた…。

篠崎が言う。「確信したよ……お前は俺たちに必要な存在だ。一緒に世界を守ろう。」王野の笑みを浮かべ、「ああ……」と快諾。“成田実篤”に代わる、新たなチームのブレインがここに誕生した──。

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画像提供：©宮川大河／COMICSMART INC.／多数欠製作委員会