全ての謎が明かされた最終話…まさかの真犯人の正体にSNS「超意外な人」「ノーマーク」の声『マル秘の密子さん』

荻野目は、五十鈴の隠し子で、身分を隠したまま育て上げられたのだという。九条開発に入り、役員にもなったが、社長にはなれないとわかり、九条家に恨みを抱いていた。そのうっぷんを晴らすように会社の金を不正に使い込み、そのことを知ってしまった鞠子（泉里香）を殺すために火事をおこした。さらには、その現場を目撃した夏の夫も手にかけた…。

全てを告白した荻野目は火をつけて密子と夏を殺そうとするが…。
「最後に少しだけ夏さんと話をさせてもらえませんか」とお願いする密子。
密子と夏は久しぶりに本音で語り合う。「ずっと夏さんに会いたかった…」「私も…会いたかった」―。

「もういいだろ」荻野目が2人の間に割って入ろうとしたその時…ひそかにナイフを隠し持っていた密子が反撃する…！棚の下敷きになった荻野目にナイフを突き刺そうとするが…。「あなたにも家族がいる、その人のためにも生きて罪を償ってください！」
そう叫んで荻野目を許す密子。すると今度は、目を覚ました美樹が密子をナイフで刺して…刺された密子が崩れ落ちてゆく―。

夢の中で、密子が鞠子と向い合う。「お姉ちゃんとこのまま一緒に…」と言う密子に鞠子は「私は大丈夫」「今度は密ちゃんが幸せになる番…ありがとうね密ちゃん」と言って優しく抱きしめる。そして幼いころのように2人でかき氷を食べ合って…。

ベッドで眠っていた密子が目を覚ますとそこには夏がいた。「ただいま、夏さん」「おかえりなさい、密子さん」―。