落合博満　息子・福嗣から「“野球辞めていいか”って俺に聞いたのなんで？」　まさかの質問で当時を振り返り思わず涙

そしてその夜、お酒を酌み交わした2人。福嗣が「僕の夢の1つだったの。“自分のお父さんと一緒にお酒を飲む”っていうのが」と話し始め、いい雰囲気になると、落合が「じゃあ終わろうか」と割って入り、一同大笑い。それでも福嗣が「今だから言うけど、小さい頃は“ちょっと寂しかったな”っていうのはある。1年の半分以上いないわけじゃない」と野球選手として日々忙しく過ごしていた当時を思い返し、「大人になってから結構仲良くなったよね」と話しかけると、落合は「そうかもな」と同意。

続けて福嗣が、「“野球辞めよう”ってなった時、“野球辞めていいか”って俺に聞いたの、あれなんで？」と、今回の旅でどうしても聞きたかったことを尋ねると、落合は「お前に“俺、そろそろ野球辞めようと思うんだけどいいか？”って聞いたんだ」と振り返り、福嗣は、「俺、確か“いいよ”って言ったよね？」と確認。すると落合は「“一緒に飯食えるからいいよ”って言った」と思い返し、福嗣は「俺そんなこと言った？忘れてんな」と驚き。

それを受けて「それだけ一緒に飯食ったことないんだよ。昼・夜まるっきり別だから。お前学校行く時は、俺寝てるだろ。帰ってきて飯食ってる時っていうのは俺が仕事をしてる時だろう。帰ればもうお前寝てるから。だから“あれっ？”って思ったんだ」と胸の内を明かした父親の顔を見つめ、福嗣は「泣いてんじゃん！」と指摘。すると落合が「泣いてないよ」と反応し、福嗣が「俺の方が先に泣いてるよ」と涙を拭うシーンも。