落合博満 息子・福嗣から「“野球辞めていいか”って俺に聞いたのなんで?」 まさかの質問で当時を振り返り思わず涙
2024.9.30 06:30そんな福嗣の子ども時代の楽しみは、“父親が休みの日に家で映画を見ること”。福嗣は「1年の半分以上いない自分のお父さんが、映画っていうもので自分と時間を共有してくれるっていうのが子ども心に楽しかったんだよね」と思い返し、「外に行くと周りの人が集まってきて、どうしても自分の父親っていうのが隠れちゃう。映画だとそれなかったもんね」と当時の胸の内を回顧。
さらに、今の声優という仕事にたどり着いた1番のきっかけが、父親が見せてくれた映画『ターミネーター』であることも明かし、その時“声優”という仕事を教えてもらったことで、「“スゴいな。声優って仕事があるんだ。なりたいな”っていうところが、僕の出発点にもなってる」と打ち明けると、一同驚き。
福嗣が「今、夢とかあるの?」と尋ねると、「健康に生きていければいい」と答えた父親に対し、「僕の夢はね、おじいさん(父親)のVTRにナレーションを当てるというのが目標の1つなの。活躍してくれた時に声入れられるように、もうちょっと活躍して」とお願いすると、落合は「なにを活躍するの」とニッコリ。
そして最後に福嗣が「これからも末長くよろしくお願いします。元気でいてください」と声をかけ、「いやでもこの寡黙なお父さんから、よくこんなめちゃくちゃしゃべる息子になったね」と胸の内を告白。すると落合が「小さい時からよくしゃべってたよ。言葉を覚えるの早かった。よくまぁ、ちゃんとこうやっていい子に育ったよ」と思いをめぐらせ、福嗣が「じゃあちょっとなでてくれる?」と甘えると、頭にポンと手を乗せた落合博満。2人の様子を見守ったスタジオからは、感嘆の声が上がった。