ヒロミ「すごいよね」かき氷の“神様”が作る、秋の絶品かき氷の味わいに感動

2024.9.27 11:00

ここで店主の北浩和さんが登場。北さんは、たこ焼き屋をやりたいという夢を実現するため、30歳のときに会社を退職。その後、大阪での修業を経て独立し、今のお店を2013年にオープンした。
 
北さんにたこ焼き屋がなぜ、かき氷を始めたのかを聞いたところ、“この世 女の好むもの 芝居 浄瑠璃 いも たこ なんきん” と江戸時代の川柳を紹介し「女の子の好きなものをやっとけば間違いないかな」と理由を明かした。“たこ”はたこ焼きを販売しており、“いも”と“なんきん”は…と考えたところ「氷でやったらええやん」という思考に至ったという。
 
その後、山西さんは、北さん自慢のかき氷・和栗ミルクを堪能することに。純氷を細かくフワフワに削りそこに和栗ペーストをたっぷりとかけ、栗の渋皮煮を乗せ完成した和栗ミルクは絶品で、「めちゃめちゃおいしいです」と山西さんも大絶賛。加えて「普通の栗食べるより栗」と続けた。ちなみにこのメニュー、プロフィギュアスケーター・浅田真央さんが栗を食べたがっていたところから生まれたメニューという。
 
また、紅はるか(さつまいも)のかき氷も和栗ミルクと同じくらいの人気で、濃厚ミルクと紅はるかを混ぜペースト状に。それを氷の上にかけ、甘さを引き立たせるためのごま塩をまぶして完成。こちらも平らげた山西さんは、その上品な甘さを「“メープルシロップ入ってるのかな”と思うくらい」と称賛しきりであった。
 
絶品かき氷を2杯完食したものの「まだ序の口、30パーセントくらい」と話す山西さんは、次に“一球入魂かぼちゃ”のかき氷を注文。幻の秋かき氷とされている、この一球入魂かぼちゃのかき氷。一つの苗に5、6株できるいわゆる普通のかぼちゃに対して、一球入魂かぼちゃは、一つの苗に一つの株が育ち、養分が凝縮した甘みの強い希少価値の高い青森県産のかぼちゃ。糖度は15~18度で、一般的なメロンに匹敵するほどで、価格も、一玉約5万円の高価がついたこともあるという。
 
そんな一球入魂かぼちゃを濃厚ミルクと合わせてペースト状にしたものを氷にかけ、さらにカラメルソースをかけ、仕上げにパンプキンシードを乗せて完成。山西さんもこの幻のかき氷を「神の作る神のかき氷」と崇めると「かぼちゃがすごい濃い、素材そのものを使ってるのがめちゃくちゃわかります」と続けた。

『神戸 みなと屋』店長の北浩和さん
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