密子（福原遥）VS夏（松雪泰子）のバトルに急展開　明らかになる新事実に「この展開は激アツ」『マル秘の密子さん』

しかし、何も答えず去っていく夏。それでも追い掛けようとする密子を「もうやめろ」と遥人が引き止める。遥人は取り乱す密子を抱きしめ、「きみがショックを受けているのは、お姉さんのことだけじゃない」と諭す。密子にとって夏は大切な存在になったのに、その思いが拒絶されたから傷ついているんだ—。「きみが変わったから、世界は変わったんだ」。そして密子が捨てた夏との写真を渡して―。
 
夏に逆らった遥人が謹慎処分となってしまった。落ち込む密子に、智は、以前密子を助けたのは自分でないことを打ち明ける。さらに、鞠子（泉里香）を資材から守ったのも自分ではないことも告白。「誰なんですか？」と尋ねる密子に、智は「代わりに呼んでおいたから」と言い去っていく。そして智と入れ替わりで現れたのは、遥人だった。
 
「きみのお姉さんとはいろんなことを話した」。密子と２人でかき氷を食べながら、遥人が鞠子との思い出を振り返る。密子の中で、遥人への見方が変わってゆく。すると遥人は「じゃあ、夏さんは？」。夏を憎しみの目で見るのではなく、信じていた時と同じ目で見たら、どう見えるだろうか……。密子と遥人は、もう一度、火災現場の映像を見直してみることに。すると新たな真実が見えてきてー。
 

火事の時、鞠子が夏に向かって「助けて」と叫んだのは、謙一のことだった。「私は動けますから、先にあの方を助けてください」と言っていたのだ。夏は、謙一を救い出した後、戻ろうとしたが、直後に爆発が起こってしまった……。