うつ病は“脳の病気” 理解が進まない日本…すみれ「タブーになってるっていう感じがあります」

2024.9.26 11:35
左から大久保佳代子、最上もが、すみれ、の写真

9月24日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは、“メンタルヘルス”。うつ病・適応障害・パニック障害など、“心の健康”について理解を深めた。
 
生き生きと自分らしく生活するために大切な“心の健康”。しかし、心の病を抱える患者は年々増加し、現在およそ600万人(「『患者調査』厚生労働省」より)が様々な症状に苦しんでいるという。それでも心の病に対する理解は進んでおらず、街の皆さんからは、「双極性障害になっちゃったんですけど。人格が変わってしまう。すぐキレたり、物に当たったりとか、人に当たったりしてしまっていて。友達とかに相談しても“大丈夫だよ”とか、“元に戻りなよ”とか言われたりしてて。それは結構つらかったです。“元に戻したいけど…”っていう」という切実な声も。(※症状には個人差があります)

すみれの写真

すみれが「日本に20歳の時に戻ってきた時に、メンタルヘルスについて全然しゃべらない、みんな。(メンタルヘルスについて触れることが)タブーになってるっていう感じがあります」と問題提起。MC・上田晋也から「アメリカとかその辺違う?」との質問に、「スゴいオープンです。セレブリティとか芸能人とかも普通に言いますし、友達同士でカウンセラーとか紹介しあったりとか。精神の不調がある方じゃなくてもカウンセリングに行ったり」と、日本と海外でのメンタルヘルスへの考え方の違いを明かした。
 
すると、アイドル時代に“うつ病”になっていたという最上もがも「日本ってどうしても、“メンタルの不調=ちょっと異常な人”っていう扱いがちょっとあるじゃないですか?」と話し始め、SNSでネガティブな発言をしていた時期に、“異常な女”という意味で“メンヘラ”と言われていたことを回顧。「ちょっとした不調が出るってなると、そういうふうにすぐ“お前はメンヘラだ”って言われちゃうから言いづらいし。“心療内科通ってます”ってなると、“普通の人とは違うんだ”っていうレッテルを貼られちゃう傾向が日本は強いのかなとは感じていて」と心境を明かした。

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