18歳女子高生ボディービルダー“最後の夏に密着” 史上初の最年少チャンピオンへ!

2024.9.22 14:00

ここで優勝して弾みをつけたいが、北陸王者やドレス部門1位など強力なライバルが集うハイレベルな初戦。パフォーマンスを終え「めっちゃ緊張した。でも、楽しいです」と話す小池さん。さらに「テンパっちゃって脚がガクガク。総合的に見て、60点。ちょっと思ったようには…」と笑顔ながら悔しい様子。

そして審査の結果、わずか3点差で北陸王者に敗れ、準優勝。「よく初戦頑張れた。ちゃんとステージの感覚もつかめてきた。緊張でポージングが崩れるのも改善できるように、ジュニアは絶対優勝を目指して頑張ります!」と前向きに振り返る。

ジュニアオリンピックカップの10日前。さらにトレーニングに励み、筋肉が浮き上がり初戦から2週間で進化していた。超真剣なその表情に、話かけることすらはばかられる雰囲気の理由は「(初戦の)帰り道でちょっと泣いていた」という同じボディービルダーの母親。「かわいそうだねと思うこともありますけど、何か頑張って成長していく過程。今がその時なんだなと思います」と、娘を思う気持ちを語った。

そして、いよいよ『JOCジュニアオリンピックカップ』(ビキニフィットネス部門)の本番当日。予選よりもシュッとした顔で現れた小池さんは、「また1㎏落として、50㎏切ったくらい。過去最高で臨めるかと思います」と自信満々の笑顔。10分間のステージ、全国から集まった実力者たちが、鍛え上げた肉体を披露するなか、小池さんも登場。

昨年よりもパワーアップした脚に、肩の広がり、細いウエストをアピール。勝負が決まる比較審査を経て、順位発表…。次々にライバルの名前が呼ばれ、小池さんのトップ3は確実に。そして…大会史上初の女子高生王者が誕生。小池さんは見事にリベンジを果たし、悲願の全国優勝を成し遂げた。

優勝が決まったすぐのステージ裏で、最初の一言は「解放!」。
「本当にこの大会も直前の1か月1週間、2週間まで“本当に出ていいのかな?出て大丈夫かな?”と思うことがあったんですけど…」と言葉に詰まる。それでも、「笑顔でステージに立つことも達成できた」とうれし涙を流す小池さん。その姿にスタジオからは、惜しみない拍手が送られた。

写真提供:(C)日テレ

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