女優・MEGUMI×成田悠輔 芸能界は世の中とのつながりがない変な世界「それってめちゃくちゃ怖い」
2024.9.20 18:00「一つの場所にしがみつくのは嫌じゃないですか」とMEGUMI。根底には、俳優の故・樹木希林が「不動産をやっていたから、芸能界にしがみつかなくてもすごく楽しく泳いでいけた」という言葉があると話す。
「芸能人なんていい仕事じゃない」割に合わない職業になっている
成田は「一つの場所とか一つの業界にしがみつけばしがみつくほど、そこから落とされた時のリスクがでかくなるじゃないですか。だから、足をひっぱられやすくなるのかな」と思案する。芸能人が週刊誌に狙われやすい理由は「華やかにやっているように見えた連中が、叩き落されるとうれしくなってしまうという記者とか民衆の心があるからじゃないですか」と分析した。
MEGUMIも「そういう側面で言うと、芸能人なんてほんといい仕事じゃないですよ。ちょっとしたことで人生が終わっちゃうわけですから」と同意した。一方でそれに対して何も思わない芸能人は「そこの海馬が壊れているんですよ」と指摘。成田も「冷静に計算したら、絶対に割に合わない職業になっていますよね」と呼応した。
そこでMEGUMIは、一時期テレビ露出が多かった成田に「テレビ出演で得たことはありますか」と問う。成田の答えは「まず後悔はありますよね」。一方で自分だったらやらないことに身をゆだねることで自分の知らなかった側面が見えてきたと話す。
「好きなことって自分が予想できるようなことしか出て来ないと思うんです。好きなことを突き詰めるのと同じくらい、嫌だな、関わりたくないなと思うようなところにちょっと足を踏み入れて、後悔してみるのもいいかな」と話した。