アニメ『小市民シリーズ』最終話、“ずっと一緒”だった2人の関係が解消?“まさかの告白”で視聴者「続き待てない!」

2024.9.20 17:15

TVアニメ『小市民シリーズ』第10話「スイート・メモリー(後編)」が9月14日(土)に放送された。本作は、シリーズ累計110万部を突破する大人気「青春」×「学園ミステリ」作品。過去に推理活動により苦い経験をした小鳩くんと似た境遇を持つ同級生、小佐内さんが、互いに平穏な高校生活を求めるのだが、なぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込み、2人は事件の謎に挑むこととなる。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆あれもこれも全て“ウソ”。残ったものは…

「心配しないで。私のしたことはバレはしないから」。悪いうわさのあるグループに誘拐された小佐内ゆき(CV:羊宮妃那)は、小鳩常悟朗(CV:梅田修一朗)に誘拐事件について話し始めた。しかし、誘拐されるように仕向けたのは小佐内自身だったことが判明した。小佐内は、“気づかれぬよう対策した”と、小鳩に話すが、小鳩は「犯罪はお菓子じゃないよ。小佐内さん。やってもいない罪に人を陥れる、これはダメだ、これはウソだよ」と真剣なまなざしで訴えた。

小佐内は驚いたように口を手で押さえ、「私…ウソつき?」と問いかけたが、「そうだよ…」と小鳩は悲しそうな表情を浮かべた。そして小佐内は“小市民になる約束も破った”と認めた。しかし、それは小佐内を告発し、楽しそうに推理した小鳩も、同じように“小市民になる約束”を破っていると小佐内は主張。「みんな言うの、私と小鳩くんは付き合ってるって。でもそれもウソ。学校では小佐内はおとなしいねって言われる。小鳩くんは笑顔が素敵な無難な相手。でもウソ、あれもウソ」と、悲しい表情で“これはウソではない”と話し始めた。

“私のしたことはバレない”と話す小佐内ゆき

「私…本当はこんなことしたくなかった…なのにどうして私がこんなやり方を選んだか、小鳩くんは全然分かってない。分かろうともしないの。私、怖かったの。石和さんが本当に私に手を出すなら、そんな人は出来るだけ長く遠ざけたかった。だから、誘拐犯になってもらったの。私がやったことがウソだと言うのなら、それは怖い人から逃げるためのウソだった。でも、そのウソを小鳩くんは絶対分かってくれない。なぜなら、小鳩くんは考えることができるだけだから。私も私、ウソをついて計画も見抜かれた。私たちがとっても賢い狐でも狼でもないんだとしたら、小市民になろうっていうのも、ウソなんだとしたら、何が残るか。ねぇ、分かる?…残るのは、傲慢(ごうまん)なだけの高校生が2人」。

小鳩は小佐内に“なにが残るか”と問われ…

そう言われた小鳩は、得意げに自分が推理をした際、他人から「うっとうしい」と言われた“過去”を思い出す。小佐内はこう言った。「ねぇ、小鳩くん。私たちもう一緒に居る意味ないよ。元々、私たちの約束はお互いが小市民になれるように力を貸すことだったよね」。2人は今まで、トラブルに巻き込まれずに生きるという、お互いの意見が一致したため一緒にいたが、 “2人が一緒にいる限り、永遠に小市民になどなれはしない”と、気づいてしまった…。

小鳩と小佐内は、“お互いを盾にしてきた”と語る

小佐内は小鳩に、“今の関係を解消しよう”と伝えた。そして、小鳩も答えを出した。「小佐内さんの言いたいことは分かったよ。別々になろう」

“別々になること”を受け入れた小鳩
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