アニメ『ザ・ファブル』「今回はコケる前に支えたぞ」 遅れてやってきた明の“ヒーローすぎる登場”に、SNS「最高のカタルシス」

2024.9.19 17:30

◆敵か味方か…ヒナコが銃を手にした理由

洋子を捕らえた宇津帆たちは、街の明かりも届かない薄暗い森の中で“ファブル”を迎え撃つための準備を着々と進めていた。しかし、ここで予想外の事態が起こる…。対ファブル用にヒナコにも実弾を渡したところ、突如 宇津帆の背中目掛けてリボルバーを撃ち放ったのだ。彼女は「私も混ぜてよ」と、自ら今回の計画に乗ってきた。なのに、なぜ…?

「アタシのお父さんとお母さんを殺したのは佐藤じゃない──。コイツよ!」。2発の銃弾を受け、倒れたままの宇津帆になおも拳銃を向けながら、ヒナコは叫んだ──。すると、「どういうことなんだ…。ヒナ〜〜」と、宇津帆がゆっくりと起き上がる。上着の中には防弾チョッキ。着込んでいても、避けようのない鈍痛が宇津帆の本性を露わにさせた。「イテェな、オイ──ッ!」。もはや一触即発……だが、その時……。

パーン、パーン!と、突如どこからか車のクラクションが鳴り始めた。「あのクラクションは──…? “来た”って合図か?」。即座に銃を構える鈴木。その隣で、洋子は「他にいないでしょ、こんな山の中〜」と笑う。

“ファブル”を警戒する鈴木 自身のプライドを粉々に打ち砕いた明へのリベンジを画策するが…

クラクションは一定のリズムで続いた。その間も宇津帆はヒナコを問い詰める。「俺を撃ったからには、確信があるんだな」。拳銃を構えたまま、ヒナコは自身が気づいた“4年前の事件”の真相を語り始めた──。

「両親が殺された時、新聞もネットも『刺殺』としか公表してない…。警察は──本当の犯人を捕まえるため──、あえて実行犯しか知りえない情報を隠した──…。あなたは…それを──知ってた…! 『両親の首をかき切ったのは』と言った──ッ! 他が知るはずのないことを──! 犯人はおまえ──ッ!」

この計画が実行される前、宇津帆はヒナコを利用するためにウソをついた。実際には自身の犯行であることを隠しながら、ヒナコの両親の命を奪ったのは明なのだと…。その時、ついボロを出していたのだ。両親の復讐(ふくしゅう)を誓っていたヒナコは、宇津帆たちの計画に乗るフリをすることで拳銃を手に入れ、“その機会”をうかがっていたのだった──。

真相を知ったヒナコに、宇津帆は…
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