売り上げを過少申告した経営者を追い詰めろ!決定的証拠が見つからない中、偽装工作を見破ったカギとは

2024.9.20 10:15
鈴木もぐら

お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらと水川かたまりが9月19日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。売り上げの過少申告を行なっていた経営者を追い詰める国税局の調査官を熱演した。

突破国税局・資料調査課、通称“リョウチョウ”の調査官である鈴木と水川は、オシャレなバーを訪れていた。ここは若手起業家が多く集うバーで、鈴木はこっそりと聞き耳を立てて情報収集していたのだ。

今回鈴木が目をつけたのは、このバーの奥の席で飲んでいた株式会社トッパダイニングの代表取締役・藤堂勝。居酒屋、レストラン、カフェなどの経営を行ない、ビジネス誌の誌面を飾ることも多い注目の若手社長だ。財務状況を調査してみると、年間の売り上げは10億円、純利益が5000万円となっていた。しかし鈴木の見立てでは、藤堂がバーで身に着けていた高級腕時計は低く見積もっても1500万円はするという。これだけ派手な生活をしているにしては、年間1200万円の役員報酬はどうも少なすぎるというのだ。

2人は身分を隠して調査対象の状況をチェックする“内偵”をすることに。行き先として選ばれたのは、コンセプトカフェの『トッパーマジック』。いわゆるオタク風の服装に身を包み、国税調査官とバレないようにオタクっぽく振る舞いながら店の様子をこっそりと伺っていく。ここで身分がバレてしまうと所得隠しの証拠を隠滅されてしまう可能性が高くなってしまうため、内偵はこのように秘密裏に行わなくてはならない。

商品のメニューや客単価、キャストの稼働状況などからひと月当たりの利益をざっくり計算すると約220万円。しかし申告書では月の利益は100万円程度になっていた。つまり毎月120万円ずつズレることになる。さらに後日、2人が再びいつものバーを訪れると、奥の席にいた藤堂が車や別荘を買う話をしているようだった。かなり羽振りの良い生活だが月100万円の役員報酬では到底無理な話。「…クロだな」と確信を得た鈴木はその後水川らと共に調査を続け、着々と手がかりをそろえていく。

そしてとうとう、トッパダイニングに税務調査のメスが入ることとなった。「気の済むまで調べなよ」と言い放つ藤堂。鈴木の「着手だ!」の声を合図に、一斉に社内を調べる調査官たち。この調査で本来の財務状況が書かれた裏帳簿や改ざんされた売り上げデータなどを何としても見つけなければならない。

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