アニメ『ヒロアカ』ジェントル、ラブラバ、レディ・ナガン、そして…　懐かしいメンツがどんどん参戦してくる展開に「この展開熱すぎる」

◆ジェントルとラブラバ

天空の棺を支えているジェントル・クリミナル（CV：山寺宏一）は能力の限界を迎えようとしていた。必死にプログラムを打ち込んでいるラブラバ（CV：堀江由衣）。「カメラもない、観衆もいない、ここで私がどうしようが、罵倒も喝采もない。ただ生きる喜びだけが心に！」と自分語りをしているジェントルに、カメラを向けていたのは、雄英の経営課の生徒たちだった。

「日本がこうなった！その責任をエンデヴァーに背負わせた。僕らがプロデュースしなきゃいけなかったんだ！あの日こそヒーローと社会をつなぎ止めなきゃいけなかった！できなかった！だから撮って、今度はつなぐ！それが経営課の、僕らのヒーロー活動なんだ！」そう叫ぶ経営課の生徒たちのスマホから、ラブラバの声がする。「とっても素敵ね！あなたたち！」雄英の電子バリアが弱まっているので、ラブラバが生徒たちのスマホに侵入して話しかけていたのだった。「撮り続けて、ヒーロー！こんなに素敵なジェントルを誰も知らないままなんて、彼がよくても私が許さないんだから！」と、天空の棺を再び浮上させることに成功したラブラバは、ジェントルの映像を見てうっとりとするのだった。

◆士傑高校ヒーロー科一同

一方の、群訝山荘跡地では、AFOとホークス（CV：中村悠一）が対峙（たいじ）していた。AFOは死柄木と融合して、新たな人格ではなく完全に“自分”にするはずだったが、死柄木の破壊衝動は想定を超えていたと話す。しかし役目を終えた自分の因子を再び取り込ませれば、また死柄木に蓋ができると言う。「魔王の完成、これは僕の物語なのさ」と死柄木の元へと向かおうとするAFOを阻止しようとするホークス。そんなホークスに攻撃を仕掛けるAFOだが、そこに士傑高校ヒーロー科の夜嵐イナサ（CV：岩崎諒太）、現見ケミィ（CV：茅原実里）、肉倉精児（CV：古川慎）たちが助太刀にやって来るのだった。「士傑高校ヒーロー科一同、助太刀致します！」

地上で増殖し続けているトガヒミコ（CV：福圓美里）が変身したトゥワイス（CV：遠藤大智）たち。それらを封じ込めるために動く士傑高校の一同。その姿を見たAFOは、さらに多くの個性を併用し始める。しかし夜嵐は、「あんたの古い栄光より応援してる方の作る未来が見たいんスよ俺は！！」とAFOに果敢に立ち向かう。それを見たホークスは、人々の心がつないできたのは、OFAだけでなく、エンデヴァー（CV：稲田徹）もつないでいるということが分かる。

攻撃を仕掛けようとするAFOだが、背後に気配を感じ振り返る。するとそこには、常闇踏陰（CV：細谷佳正）のダークシャドウの姿があった。「闇にもいろんな味がある。お前が生んだドブのような味の闇なら、みんなでも食っちまった」と言う常闇とダークシャドウ。急激に立ち込めた暗雲が光を遮ったことで、力の持続時間が延びるため、士傑高校の一同が到着してすぐに自身を土で覆い闇を溜（た）めていたのだった。常闇は叫ぶ。「ダークシャドウ全開放！！」