アニメ『転生したらスライムだった件』ゴブタvs勇者マサユキ勝敗は…　ミリムに気に入られたゴブタにSNSも同情「ご愁傷様です」

アニメ『転生したらスライムだった件』第70話（第3期22話）『勇者との決着』が9月13日に放送された。金貨不足問題が持ち上がるも、ガゼルとエルメシアの協力で換金できたリムルは、その場でエルメシアから盟約の提案を受けると同時にディアブロの扱いについて、エルメシアから問いただされる。

（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆エルメシアから提示された盟約の条件とは…

開国祭1日目の夜、リムルはミョルマイルから「商人達に支払うドワーフ金貨が足りない」と報告を受ける。星金貨の価値が高すぎるため、両替が行えず、金貨が不足しているという。

そこでリムルはガゼルに頼み、なんとか金策を図る。ガゼルは「そんないい加減な予算割で、よくもこのような催しを…」とあきれつつ、金策に協力してくれることに。それでもまだ金貨が足りないとリムルが悩んでいると、なんとエルメシアも金策に協力したいと言い出す。

リムルは断ろうとするが、エルメシアは「私はただ、今後の両国の友好を見据えて協力を申し出たまでですわよ」と退かないエルメシア。リムルは仕方なくエルメシアにも協力を仰ぐことに。

エルメシアのおかげでなんとか金貨を用意できたリムル。エルメシアは今回の騒動を、自作自演でテンペストにトラブルを起こし、そこに助けに入ることで恩を売って融通を利かせようとする謀略だと推理する。ミョルマイルも「西側諸国を牛耳る影の委員会」の存在をウワサで聞いたことがあるという。

こうして、ガゼルとエルメシアの協力で換金できたリムルは、その場でエルメシアから盟約の提案を受ける。しかしエルメシアは強烈なオーラを放ちながら「貴殿は、そこの悪魔をどう処するつもりだ？」とディアブロについて問いただす。

「その悪魔が暴走したなら、貴殿はどう責任を取るつもりじゃ？」と問われたリムルは、「そりゃあ、暴走する前に止めますよ」と元も子もない回答をする。

その答えを聞いた、エルメシアは思わず素に戻り「は？えっと、ちょっと待って？」と驚く。リムルがディアブロを抑えつけられるほど実力者だと知ったエルメシアは、テンペストと無事に盟約を結ぶ。

◆ゴブタ、ユニークスキルの力でついに覚醒か？！

そして翌日、武闘大会決勝、ゴブタvsマサユキの試合が行われる。前評判を覆す戦いで決勝に進んだゴブタは「絶対勝って新しい釣りざおをもらうっす！」とやる気満々。一方、まともに戦わずにここまで来てしまったマサユキは、なんとか生きて帰れる方法を模索する。

ゴブタはいきなりマサユキにおそいかかるが、マサユキから謎の覇気を感じ取ったゴブタは一旦退却し、“新たに得た究極の力”をここで見せつけようとする。それがユニークスキルの「魔狼召喚」（オレニチカラヲ）。なんと召喚したランガと同一化することができるようになったという。

巨大な獣の姿になったゴブタに、ガクガクと尻込みするマサユキ。しかし、ランガの力を制御できないゴブタは、マサユキに飛び掛かるも思いきり壁に激突し、失神。あまりに情けない姿を見たミリムは「せっかく格好良かったのに、あの様は何なのだ？」「ワタシが鍛えてやるのだ」と特訓相手に名乗りをあげる。

このままだと魔王の挑戦権を獲得してしまうと悟ったマサユキは慌てて「彼の攻撃を僕は見切れなかったのさ」と不戦敗を宣言し、競技場を後にしようとする。一方観客は「マサユキ様は魔王に花を持たせた」と解釈し、マサユキに大喝采を送る。マサユキのユニークスキル“英雄覇道（エラバレシモノ）”の力を知ったリムルは、「敵に回したくない」と彼を昼食会に招待することを決める。

一方、失神から目覚めたゴブタは、いつの間にか自分が優勝し、四天王になっていることに喜ぶが、そのままの足で、ランガとともにミリムに無理やり引きずられ、特訓に向かわされる。

その後の昼食会にマサユキを招待したリムル。マサユキは自分のユニークスキルについて語り、「漫画とかラノベが好きで、英雄願望なんか持ったばかりに…」「普通に考えたら勝てるハズないって分かりますよ」とグチをこぼす。そんなマサユキの気持ちを知り仲を深めたリムルは、マサユキをダンジョンの広告塔兼テストプレイヤーに任命する。

SNS上では「ゴブタ、ランガ、ご愁傷様です」「強くなってほしいねｗ」「ようこそ勇者マサユキ！そしてさらばゴブタ&ランガ」とゴブタとランガに別れを告げる声が多く上がった

『転生したらスライムだった件　第3期』
第71話（第3期23話目）は9月20日（金）、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

画像：©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会