アニメ『多数欠』ついに“皇帝”登場も、笑顔のアイツが退場…!?まさかの展開にSNS「ズルいあんなん泣くよ」

2024.9.17 17:00

毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中のアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB青森放送他にて順次放送)。ある日突然、“多数派”が死亡してしまうという過酷なゲーム【多数欠】に巻き込まれてしまった少年少女たちの戦いを描く本作。9月10日放送の#09『─皇帝─』では、実篤たちが謎の首謀者“皇帝”の塔へ侵入!ついに皇帝との対面を果たすが、その代わりと言わんばかりにいくつかの“代償”が…──。SNSでは「感情をもっていかれた」「ズルいあんなん泣くよ」「どう決着つけるの?」とうろたえるファンが相次いでいた。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆いっぴこの“覚悟” 笑顔のムードメーカーはどんな時も…

実篤(CV:上村祐翔)たちは、パソコンの“回収”時刻となる23時55分に発電所を襲撃。電気の供給をストップさせ、“皇帝”のいる塔内部に侵入する“陽動 並びに発電所襲撃作戦”を決行。陽動班が塔周辺の“傀儡(かいらい)”を引き付ける中、発電所襲撃班である八木橋藤十郎(CV:小野大輔)と国後依恋(CV:中島由貴)、佐藤一彦(CV:大鈴功起)の3人は発電所内部へと急ぐ──。

亡き友・須藤良平(CV:笠間淳)の弔い合戦をする八木橋

類まれな“手品”のスキルで八木橋が大多数の傀儡の注意を引く間に、依恋と一彦は送電線を探しながら奥へと進む。依恋の持つ権利【服従権】でほとんどの傀儡を“無効化”できたが、中にはその効果がきかない者も…。すると、一彦が機転をきかせる。バケツを被せ、敵の視界を奪うことでなんとか隙をつき、内部へと侵入していく。

送電線の元へ走る依恋

──ところが、傀儡を避けて進んだ結果、いつの間にか送電線の見当たらない場所へ…。依恋たちは急きょ、連絡用の端末でごぼう(CV:藍原ことみ)に状況を確認しようとするも、なんと一彦は待機していたカフェに端末を忘れて来てしまっていた…。一彦はすぐ、依恋にカフェまで端末を取りに戻るように言い、その間に自分が送電線を探しておくと提案する。まるでこうなることが分かっていたかのように…。

「俺はバカだなぁ。でも、みんな俺みたいなバカの事 見捨てないで、ずっと仲間として接してくれたんだよなぁ──何一つできてない俺に…サネ(実篤)も依恋先輩も信頼寄せてくれたんだよなぁ──。そんなの、ずりぃじゃん…嬉(うれ)しすぎるに決まってんじゃんよ……」

“覚悟”を決めていた一彦(通称:いっぴこ)はひとり笑顔で本音をこぼす…

ごぼうからの連絡で依恋が無事にカフェに着いたことを確認すると、安心してほほ笑む一彦。立っていたのは、“発電機”の前だった──。「俺は力を手に入れた…! 最後の最後──…一度くらいは役に立つさ!」。実篤や仲間たちに別れを告げた一彦は、生産属の特権【爆破権】を行使。自らを犠牲にし、発電機を爆破した…。実は以前、実篤が開封しようとして“エラー”になった特権利の封筒から、代わりに能力を得ていたのだった。

爆発の音は実篤の耳に届かぬまま…23時55分、計画通りに塔への侵入作戦が進んでいく──。

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