7月YouTube日本人再生数2位はやたく!インドやブラジルでも人気!動画がバズる4大ポイントとは?【独占ロングインタビュー】

2024.9.17 11:00

◆視聴者の9割が海外、そのワケは──

Q:コメント欄を見ると、外国語がたくさんですが、海外と日本、視聴者の割合はどのぐらいですか?

9対1。もはや9以上が海外の方です。1位はインド、2位インドネシア、3位フィリピン、4位ブラジル、5位がベトナムです。

──日本にとって地球のうら側ブラジルから比較的近い東南アジアまで!1位がインドの理由を自分でどう考えていますか?

インドで多く見られるようになったのは、ある1本の動画がバズったことがヒントでした。結婚式場のプールで撮影した動画が、自分の家と間違われて「御曹司みたい」って韓国でバズりました(笑)当時韓国では御曹司系のドラマが流行っていて、そことリンクしたのかなと思います。じゃあ、人口の多いインドを狙うにはどんなジャンルとリンクすれば流行るのか研究した結果、インドの母親は他の国より厳しいことがわかりました。朝、子どもを起こすときにフライパンをお玉でカンカンカンって叩くのは、インドのお母さんからきているらしいんです。なので、インドっぽいターバン姿で、ちょっと怖いお母さんを演じて、インドカレーも使ってみて伸びるのか検証しました。すると、早い段階でバズることができて、コメント欄を見るとヒンドゥ語で埋め尽くされていたんです!改めて、ノンバーバル動画の強みを感じました。

インドやインドネシアと違って4位のブラジルは、ノーマークでした。ブラジルで多く見られる理由は、ブラジルでは、音楽やダンスに関する動画、コメディや面白い動画、美しい景色や自然に関する動画などが人気です。なので出来るだけ屋外で撮影を心掛ける事でブラジルの方からの関心を得る事ができます。

Q: “段ボール動画”が人気ですが、段ボールを使おうと思ったきっかけは?

誰もやっていないコンテンツをやろうと思った時に、“おもちゃを大人が全力で遊ぶ“ってあまりなかったんです。最初はおもちゃで遊ぶ動画を投稿して、コメント欄を見たら、「そのおもちゃどこで売ってるの?」「そのおもちゃ珍しい」とか、おもちゃへのコメントが多かったです。お菓子を使った動画を出した時もそういうコメントが多くて、「日本のおもちゃって珍しいんだ」と改めて気がついて、世界に共通するものや身の回りで手に入りやすいものでできないかと考えた時に、段ボールが浮かびました。

@wd7754

恋バトル!The doll was destined to be dropped

♬ Beat Automotivo Tan Tan Tan Viral – WZ Beat

段ボールでおもちゃなどのセットを作ったら「みんながマネして作ってもらえるんじゃないかな、欲しかったものが手に入るんじゃないかな」と思い、段ボールを使った動画を投稿し始めました。そしたら「作り方教えて!」ってコメントがあったので、作り方を簡単にまとめた動画を上げたりしました。

──バズるための“はやたく流”の戦略はありますか?

自分の中でバズるための4要素があります。1つ目は『笑い』、2つ目が『驚き』、3つ目が『胸キュン』、4つ目は『共感』です。『笑い』は笑わせる要素、『驚き』はインパクトが付くともう一度見たいと思ってくれます。『胸キュン』は無条件に伸びる傾向があるとわかったので、カメラに顔を近づけてかっこよく食べたりします(笑)『共感』は、あるあるネタや何か情報を見たいと思って再生してくれます。

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