【先週読まれた人気記事】カズレーザー 肌の曲がり角は中学3年生?“肌のコゲ・くすみ”をもたらす老化物質『AGEs』…抑制効果の高い、ある食材とは

2024.9.14 12:15

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が9月3日に放送された。今回は『顔のお悩み一斉調査SP』と題して、夏場にくたびれた顔を回復する最新知識を専門家が解説。『20代から蓄積するくすみの元凶AGEsを防ぐ夢の食材??』という講義では、食生命科学の専門家が肌のくすみの元凶となる老化物質とその抑制方法について明かした。

東海大学農学部食生命科学科教授の永井竜児氏が紹介したのは、終末糖化産物『AGEs(エージーイーズ)』。本来は代謝によっておよそ4週間ほどで体内から排せつされる老化物質だというが、永井氏によれば、代謝機能は加齢とともに低下するため、次第に体内に蓄積されやすくなるそうで、「お肌の曲がり角というのは、中学生3年生から高校生くらい」と衝撃の事実が語られた。

このAGEsが体内で溜まると褐色物質が生成されその結果肌のくすみといった肌トラブル、“肌のコゲ”を誘発するそうで、この症状はUVカットクリームなどの紫外線対策や、一般的なスキンケアだけでは防ぎきれないという。永井氏によると、AGEsは体内で糖質とタンパク質が合体して生成されるといい、糖尿病患者はAGEsが蓄積しやすく、肌のくすみが現れる可能性が高いという。

これを受けて、カズレーザーは「どの糖質だったらAGE化しやすいとかあるんですか?」と質問。永井氏は、糖の中でも、ごはんやパンに含まれるブドウ糖(グルコ―ス)と比べ、果物などに含まれる果糖(フルクトース)が約10倍近くの速さでAGE化すると回答。さらに、結びつきやすいタンパク質として、体内に最も存在するコラーゲンをあげた。コラーゲンがAGE化すると、コラーゲンを分泌する線維芽(せんいが)細胞まで弱体化し、周囲のコラーゲン密度も低下することで、シミ・くすみの原因になるという。

このAGE化は、肌のトラブルに限らず、体中どこでも起きる現象であり、例えば細かいコラーゲンの血管からなる腎臓の糸球体がAGE化してしまうと腎臓の機能を低下させたり、目の水晶体のAGE化によって白内障を引き起こしたりすることもあるという。カズレーザーは「基本的に、AGEsはない方がいいってことですよね」とコメントした。

番組では、出演者の体内にAGEsがどれだけ溜まっているのかを調査。生活習慣の乱れも、AGEs蓄積の原因になりうることから、芸能人の生活習慣から、パターン別の対策方法が伝授された。

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