Netflixシリーズ『極悪女王』 ゆりやんレトリィバァ、白石監督に涙の竹刀打ち!「世界一を取れるのは和彌監督だろー!!」

2024.9.13 18:15

今回レスラー役を演じたキャストは全員がオーディションによって選ばれており、並々ならぬ覚悟を持って本作に挑んでいる。「最初はアメリカで売れたいという私利私欲だったんですが…」と前置きしつつ、オーディション時にちょうど体重を落としたばかりだったゆりやんは、再び体を大きくすることに不安も感じていたそう。「できるかな…と悩んだりもしたんですが、こんな機会はないと思って挑戦させていただきました」と当時の葛藤についても明かしつつ、「(撮影では)竹刀を振り回すのが楽しかったです(笑)」と思い切ってダンプ松本役を演じられたことに笑顔をみせた。

唐田は「オーディション時はどなたの役になるか分からなかったんですが、長与千種という人に魅力を感じていて…どうしてもこの役を演じたいと思っていました。“敗者髪切りデスマッチ”で坊主になるという条件はあったけど…それ以上に長与千種役を演じたい、という思いが強かったです。」と本気の覚悟を決めて挑んだ本作への思いを吐露。実際に長与を演じる中では、長与の得意技である“フライングニールキック”も習得したとかで、「代役の話もでていたくらいの技なんですが、ひたすら練習して」と過酷な訓練のエピソードも披露しながら、そのほとんどを自分たちで行ったプロレスシーンの撮影について明かした。

剛力も「ちょうど30歳になるタイミングでの撮影だったので、新しい事に挑戦したと思っていて。今までに見せたことのない新しい姿を見せられることにワクワクしていました」とコメント。「プロレス技はお互いの息が合わないとできない事なので、飛鳥といえばの“ジャイアントスイング”を行った時は、(相手役の)唐田さんの思いまで受け止めることができました。できて本当に良かったです」と喜びを明かした。

そんなキャスト陣の想いを間近で聞いた白石監督は「それぞれが、人生の一部を作品にささげてくれた気がします。ぐっときました」と胸にこみ上げる思いがあったことを告白。

◆ゆりやんが白石監督に感謝と涙の竹刀打ち!

そんな中、本作が世界各国に大きく飛躍していくことを祈願して、ダンプ松本と言えば!の【竹刀打ち】を『極悪験担ぎ』と称して盛大に行った。会場に集まったマスコミの中から、我こそは!と立候補した2名が登場すると、ダンプ松本がゆりやんに憑依。スタッフに対し「竹刀をよこせー!」と荒れはじめ、「出てこい!!!!」と立候補した2名の記者を大声で呼びつける自体に。準備が完了した勇気ある女性記者に向け「これから本気のプロレスをみせてやるー!」と宣言して、大きく竹刀を振りかぶり強烈な一発をお見舞い。

続いて男性記者に対しては「本気の極悪女王を見せてやる!」と勢いをつけ、竹刀の音が大きく響きわたる程の盛大な一発を打ち込むと、熱の入ったゆりやんは勢いが止まらず、思わず倒れ込んだ記者を踏みつけながら、竹刀を振りかざし続けるというハプニング?にも発展。熱気と興奮あふれるド派手な『極悪験担ぎ』が行われた。

会見もこれで終了、と思われた瞬間「験担ぎなら僕もいいですか?」と白石監督がまさかの参戦。場内がどよめき、大きく湧く中で、白石監督がゆりやんの前に自ら進み出ると、ゆりやんは「白石監督、私たちをここまで連れてきてくれてありがとうございますー!!!」と感謝の気持ちを叫び竹刀を打ち込む。しかし、その目には感極まって大きな涙が。号泣しながら「極悪女王で世界一を取れるのは和彌監督だろー!!!!」と感情を爆発させたゆりやんは暴走が止まらず、白石監督を竹刀で締め上げるという激しい『極悪験担ぎ』に。場内は大興奮で、大きな盛り上がりを見せた。

まもなく配信がスタートする本作に対し、剛力は「誰かを応援する気持ちや、自分自身を応援する気持ちになってくれたらうれしいです。この作品に関わっている人、誰一人欠けてもダメだったと思います。魂がこもっている作品になりました。プロレスの魅力も伝わるとうれしいです」とコメント。唐田は「みんなが命を燃やした現場でした。すごい作品ができたという自信があります。誰がみても、笑えて、泣けて、心が震える作品になっていますし、諦めない強さを改めて学ぶことができたので、その思いが伝わるとうれしいです」と本作に掛けた覚悟の強さとその出来栄えに自信をのぞかせた。

主演を務めたゆりやんは「この作品に出演していなかったら人生どうなっていたのか…想像ができないくらい大きな作品になりました。9月19日、世界が変わります!」と堂々宣言!白石監督も「一人ひとりの熱量が凝縮されたドラマです。命を燃やす瞬間って誰しもあると思うんですけど、出てくれている人全員がそうで、その瞬間の尊さが伝わるといいなと思っています。観てくれた人の応援歌になる作品です。ぜひ見届けてください」と配信に向けた気持ちを語り、会見は終了した。

Netflixシリーズ『極悪女王』
9月19日(木)Netflixにて世界独占配信

<STORY>
父を殺したいほど憎んだ雨の日、小学生の松本香は、全日女子プロレス(全女)の練習場に足を踏み入れ、一目でジャッキー佐藤の輝きに魅せられる。高校卒業後、女子プロ入門のオーディション会場に駆け込み、ぎりぎり入門を許された香だったが、同期の北村智子、長与千種らとともに厳しい練習、先輩レスラーからの過酷な指導に耐える日々が待っていた。運動神経の良い智子とは対照的に、香と千種はプロテストに落ち続け、香に至っては営業部として巡業宣伝に回される始末。そんな落ちこぼれの二人は、練習場のリング下でジャッキー佐藤への憧れを語り合い、「強くなるしかない」と誓い合う。やがてプロデビューを果たした千種はリングで輝きを放ち始め、ライオネス飛鳥(智子)とともにクラッシュ・ギャルズを結成し、スターの階段を駆け上がる。一方、そんな親友の背中を羨望と嫉妬の入り混じる思いで見つめる香は、あることをきっかけに、奇抜なメイクと鉄の鎖を片手に「ダンプ松本」として唯一無二のヒールの道を歩み始める。ダンプ松本率いる「極悪同盟」と「クラッシュ・ギャルズ」の戦いに世間が熱狂しテレビ放送の視聴率は爆上がり、スター誕生に沸く全女の松永兄弟がプロレスラー同士の抗争を焚(た)き付ける中、国民的アイドル・長与千種と全国民の敵・ダンプ松本の“敗者髪切りデスマッチ”の火蓋が切って落とされることに――。

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